三寶寺/三宝寺(さんぼうじ)は、文政13年(1830年)、幕府寺社奉行による織田宗家の菩提寺に申し付けられた。天童織田藩主から、20両が下賜され、御霊屋(おたまや)を建立した。慶応4年(1868年)、戊辰戦争で焼失したが、御位牌は運び出し難をのがれた。
現在の御霊屋や、天童養正会(ようせいかい:元織田藩士族の会)によって、昭和6年(1931年)5月に建立されたもので、仰徳殿と称されている。
太祖織田信長公をはじめ代々の藩主や家族、79名の方々の御位牌が安置されている。当時の宣教師が描いたもので、信長公に最も似ていると織田宗家に伝えられた肖像画の写真も掲額されている。
平成14年6月
天童市教育委員会
天童養正会
※仰徳殿(こうとくでん)前の掲示板より