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天童の樹木(1) (最終更新:2002年4月12日)

田麦野のかさまつ
田麦野のかさ松

田麦野小学校(たむぎのしょうがっこう)の裏山には、県内最大級の太さを誇るアカマツの大樹があります。天童市指定の天然記念物になっているこの樹木は、推定樹齢が600年以上、枝張りが東西・南北とも約22メートルもある立派なアカマツです。

根周り
4.32メートル
目通し幹周り
3.65メートル
樹高
18.5メートル
所在地
天童市大字田麦野(たむぎの)[天童駅から車で20分ぐらい]
田麦野小学校の裏山にあります。駐車場がないので、小学校前に路上駐車するか小学校前を北(天童方面からだと左手)にちょっと入ったところにある農協さんの場所をお借りして停めるしかないと思います。かさまつまでは徒歩で5分ぐらいでしょう。小学校前に散策道路の案内図がありますので、それに従って登っていけばOKです。

田麦野の一本杉
田麦野の一本杉

道路沿いに車を走らせ田麦野(たむぎの)地区の入り口まで来ると、後方左手に大きな樹木が見えます。天童高原に行くときには後ろの方になってしまうので見えづらいのですが、天童高原から帰ってくるときには道路右手にはっきりと見ることができます。ここまで来ると「田麦野にやってきた!」という気分になります。

所在地
天童市大字田麦野(たむぎの)[天童駅から車で20分ぐらい]

道満の三光ヒバ
道満の三光ヒバ

 道満地区(どうまん)にある春日神社社務所には「三光ヒバ」(さんこう・ひば)と呼ばれるヒバの大木があります。地上2.5メートルのところで南と北東、西のほうに幹周り2.8メートルずつで分かれているところから、この名前が付いたといわれています。春日神社は、鎌倉時代に天童市の北西部に成生荘(なりゅうのしょう:藤原摂政関家の直轄領、荘園)があった頃、成生荘の守護神として祀られたと考えられています。その春日神社の主宰者である後藤家は道満地区の大家で屋敷や庭も広かったことから、樹木が大きく育ちやすい環境にあったと考えられています。

「道満の三光ヒバ」周辺の地図「道満の三光ヒバ」周辺の地図...

根周り
7.0メートル
目通し幹周り
5.9メートル
樹高
28.5メートル
所在地
天童市道満[天童駅から車で10分ぐらい]

小原のイヌザクラ
小原のイヌザクラ

国道48号沿い「王将観光果樹園」の向かいにある「矢萩果樹園」の脇の道路から東に入ってすぐのところです。道路には、目印として次のような看板があります。道幅は狭く路上駐車するのが難しいのでご注意下さい。イヌザクラとしては山形県内でも第一級のもので、「藤蔵稲荷」という稲荷神社に祀(まつ)られています。
看板

根周り
5.75メートル
目通し幹周り
4.20メートル
樹高
20メートル
所在地
天童市大字川原子(かわらご)[天童駅から車で10分から15分ぐらい]

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