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清池の石鳥居 (最終更新:2002年2月18日)

清池の石鳥居[山形県指定有形文化財]
(しょうげのいしどりい)
清池の石鳥居
高さ
387センチメートル
柱の間隔
300センチメートル
造立時期
平安時代後期
駐車場
なし
所在地
天童市大字清池(しょうげ)
(国道13号で山形市から天童市に入って最初の交差点を山寺方面に曲がり、左に入る最初の道路を進むと右手にあります)

 工業地域からちょっと奧に入ったところにあります。周りには桜の木が植えられていて、隠れた桜の名所としても知られています。現在は東西に面して立っていますが、鳥居は聖地への入り口という意味合いがあることから、元々は山寺の方を向いて立っていたと考えられています。笠木(かさぎ)と島木(しまぎ)は1つの石からつくられています。貫(ぬき)や束(つか)があったように見えますが、現在は残っていません。山形市の成沢(なりさわ)、そして山形市の元木(もとき)にある石鳥居とともに「最上の三鳥居」といわれています。平安時代後期の鳥居は全国的にも少なく、貴重な文化財です。

参考文献
天童市の文化財(天童市教育委員会発行)
天童の桜の名所について...
「清池の石鳥居」の場所は...
次のページへ「天童市南部の地図」をご覧ください

<鳥居の用語説明>
(下の絵を鳥居だと思って下さい...)
イラスト:鳥居の説明 赤色の部分:笠木(かさぎ)
緑色の部分:島木(しまぎ)
青色の部分:束(つか)
水色の部分:貫(ぬき)
黒色の部分:柱(はしら)

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