天童のニュース（平成11年9月・第3週）

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平成11年9月・第3週

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1999年9月19日（日）　東京便復活は2便？それとも3便？
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最高気温 26.0度　

最低気温 17.6度　

天気：くもり）

　全日空(ANA)が運行する山形－東京便は、6月から1日1往復に減らされ、廃止の危機に直面しています。羽田空港では今年度中に発着枠の拡大がおこなわれる予定で、これにあわせて増便が実現するように、山形県では官民一体でいろいろな運動をおこなっています。先日の定例記者会見で、山形県知事は3便復活を表明しています。ところが、山形県の担当はまずは2便復活を目標にしており、県のトップと担当レベルで方向性が一致していないということが分かりました。いずれにしても、夕方の1往復だけでは出張に行くにも旅行に行くにもとても不便ですので、まずは朝と夕方の2便体制に復活して欲しいところです。

　しかしながら、これからの山形－東京便には試練が待ちかまえています。まず、12月には山形新幹線が新庄市まで延伸され、飛行機利用者の減少が懸念されます。さらに、冬になると観光客が減少してしまいます。山形新幹線では、オープニング・キャンペーンの意味合いも含めてか、公共的な団体が主催する旅行については6割引の運賃を掲げています。山形－東京便ではこのような割引制度はまず無理ですが、なんらかの形でキャンペーン活動をおこなわないと、どんどん利用客が減ってしまい、廃止問題がふたたび浮上してきそうに思います。

1999年9月18日（土）　
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最高気温 21.1度　

最低気温 18.2度　

天気：あめ）

1999年9月17日（金）　山辺町も広域合併に前向き
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最高気温 20.8度　

最低気温 17.8度　

天気：あめ）

　天童市を含めて、山形市の周辺市町では広域合併の話が持ち上がっています。先日は、上山市長が西暦2005年までになんらかの方向を示したいと発言しました。これに続いて、今度は山辺町長が「山形市から具体的な働きかけがあれば前向きに対応したい」と発言しました。また、山形市では広域合併の利点を紹介したビデオを作成し、町内会などに貸し出しを始めました。今回のビデオに限らず、山形市は合併推進の立場でいろいろな情報を提供していると思います。山形市から発信される情報は、このことをまず念頭において話を聞いた方がよいでしょう。

　広域合併は、自分自身だけではなく自分の子供たちにも影響してくる問題です。自分の意見を決定づける際には、利点だけを強調した情報に埋もれることのないように心がけるべきでしょう。いろんな見方から広域合併を考え、合併することがホントに良いのかどうかを1人1人が考える時期が近づきつつあるように思います。

1999年9月16日（木）　団体旅行なら新幹線6割引
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最高気温 22.4度　

最低気温 16.2度　

天気：あめ）

　山形県はJR東日本と協議した結果、団体旅行で山形新幹線「つばさ」を利用した場合、運賃を6割引することに決定しました。といっても、対象となるのは山形新幹線が今回新たに開業する市町村の公共的な団体が企画した旅行のみで、個人の観光旅行には適用されません。具体的には、天童市と北村山地方・最上地方・庄内地方の市町村、商工会議所、農協、青年会議所などが企画した団体旅行です。さらに、該当する旅行は研修、友好姉妹都市への訪問、先進企業の視察、観光物産のPRなどに限定されます。

　このキャンペーンは、開業日の12月4日から来年の5月までおこなわれます。山形県では毎年冬になると観光客が減るため、この期間に山形新幹線「つばさ」を積極的に利用してもらうという目的があるようです。現在、天童駅から東京駅まで山形新幹線「つばさ」を使って出かけた場合、往復で22,680円の料金になります。これが6割引されると、往復で13,610円の料金で出かけることができるようになります。

　こんなに安く新幹線を利用できるのは大変ありがたいのものの、現在廃止が危ぶまれている飛行機の山形－東京便には少なからずダメージがあるように思います。冬の間の利用者が減ってしまうのは、新幹線だけではなく飛行機も同じだと思います。この割引は個人旅行には適用されないとはいうものの、冬のあいだの少ない観光客を新幹線が安さにまかせて奪おうとしているのは、特に、廃止が危ぶまれている今の時期には望ましいことではないと思います。

1999年9月15日（水）
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最高気温 18.9度　

最低気温 17.8度　

天気：あめ）

1999年9月14日（火）
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最高気温 24.8度　

最低気温 21.8度　

天気：くもり）

1999年9月13日（月）　東京便1日3便へ積極活動
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最高気温 31.9度　

最低気温 21.5度　

天気：はれ）

　山形県知事は定例記者会見の席で、飛行機の山形－東京便について1日3便の運行を確保したいと語りました。山形－東京便は、運行会社の全日空(ANA)が赤字であるということから、今年の6月に1日1便へと減ってしまいました。羽田空港では今年度中に発着枠が30便程度拡大される見込みのため、1日2便以上の体制に復活するチャンスとされています。山形県知事は、物流や産業へ目を向けると朝・昼・夜の1日3便が必要と考えているそうで、運輸省が設置する予定の懇話会に陳情するそうです。

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