第12回Vリーグ女子・第12日目の12月10日、パイオニアレッドウィングスは埼玉県深谷市の深谷市総合体育館でシーガルズと対戦しました。第3セットはタッチネットなど微妙な判定が続いたことでリズムに乗れず落としてしまいましたが、それ以外は地力の差で圧倒し、セットカウント3対1で勝利しました。
パイオニアレッドウィングス 3 (8勝2敗) |
25-17 25-23 18-25 25-16 |
シーガルズ 1 (6勝4敗) |
この日の試合では、埼玉県出身の奥村奈津子(おくむら・なつこ)選手がおよそ1年ぶりにVリーグの試合に出場しました。奥村選手は1年前に病気を患い、2005年1月には腹部の主ずつをおこなったそうです。その後リハビリを続け、チーム練習に合流したのは10月に入ってからでした。第1セットで多治見麻子(たじみ・あさこ)選手との交代でセンターに入り、相手ブロックをひきつけ佐々木みき選手の強打をアシストするという「仕事」をきちんと務めました。
- 奥村奈津子(おくむら・なつこ)選手のコメント
- 地元でチャンスを与えてもらった。やっぱり(バレーは)楽しい。
- 監督にメンバー入りを告げられると…
- きのうの夜はブロックやコンビネーションを決める夢を見た。
- 1年ぶりにVリーグのコートに戻ってきて…
- 緊張したが、思っていた以上に動くことができた。これからも、チームに貢献できるよう努力したい。
次の第13日目、パイオニアレッドウィングスは12月12日(日)におなじく深谷市総合体育館で武富士・バンブーと対戦します。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
山形県は12月8日におこなわれた山形県議会建設常任委員会で、羽越本線高速化と山形新幹線機能強化の両調査の中間報告と手法別比較を公表しました。それによると、費用対効果が最も大きいのは、JR新潟駅の上越新幹線と羽越本線のホームを同じにしてカーブ部分を改良する在来線高速化の方法でした。時間短縮の効果が最も大きいのは、山形新幹線のように羽越本線をミニ新幹線化する方法ですが、費用対効果は最も小さく、費用に見合うだけのメリットがない、と結論付けられています。
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羽越本線高速化 |
山形新幹線庄内延伸(陸羽西線活用) |
ミニ新幹線化 |
フリーゲージトレイン化 |
在来線高速化(新潟駅新在同一ホーム) |
短縮時間(東京〜酒田間) |
26分 |
16分 |
(1)16分 |
(2)21分 |
9分(東京〜鶴岡+15分) |
工期 |
3年 |
3年 |
3年 |
3年 |
事業費(A) |
1077億円 |
504億円 |
219億円 |
257億円 |
350億円 |
便益(B) |
708億円 |
654億円 |
402億円 |
440億円 |
472億円 |
費用便益(B/A) |
0.7 |
1.3 |
2.2 |
1.8 |
1.4 |
- フリーゲージトレイン:車輪幅を軌道間隔に合わせて自動変換できる電車。現在JRが開発中。
- (1)は通常の車両、(2)は振り子車両を導入した場合。振り子車両を使うと、カーブ通過時にも速度を落とす必要が無くなる。
- 羽越本線の現行は東京〜酒田3時間59分、東京〜鶴岡3時間39分
- 山形新幹線の庄内延伸は羽越本線(東京間)の現行との比較で、東京〜鶴岡は現在よりも伸びてしまう。
羽越本線の高速化は、新潟県と共同で進めれてきました。今後は受け皿団体や助成制度などの事業の枠組みを検討し、2006年3月までに最終報告書をまとめ上げる事になっています。
<高速道路とJRを比較した場合>
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高速道路 |
JRの最速手法 |
備考 |
新潟〜酒田 |
1時間51分 |
ほぼ同じ |
高速道路は日本海沿岸東北自動車道が全線開通した場合。 |
新庄〜酒田 |
40分 |
35分 |
高速道路は新庄酒田道路が開通した場合。 |
<高速バスとJRを比較した場合>
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現在 |
山形新幹線の延伸 |
備考 |
山形〜酒田 |
2時間20分 (2400円) |
1時間14分 (4200円) |
新幹線の料金は高速バスの料金の2倍程度になってしまう |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:山形新幹線(延伸効果)
- http://www.ikechang.com/news/news320.htm
わくわくランドで出店準備が進められてきた書店「TENDO八文字屋」(てんどうはちもんじや)が12月8日にオープンしました。大規模小売店舗立地法の関係により完全オープンは来春になる見込みで、およそ2600平方メートルの店舗面積うち、天童市消防本部に面した部分などおよそ1500平方メートルの部分のみが営業を開始しています。
「東北最大級」という宣伝がおこなわれてきましたが、ものすごくたくさんの本が並んでいるという印象はなく、天童市北久野本にある宮脇書店とおんなじぐらいかな、という印象でした。しかし、通路や書棚の間隔が広く取られていて、全体的にゆとりある店内になっています。書棚ごとに天井から防犯カメラがにらんでいる光景はあまりお目にかかったことがなかったので、ちょっと驚きでした。抑止力としては効果バツグンでしょう。山形市七日町(なのかまち)にある八文字屋本店とおなじように、文具や雑貨コーナー、さくらんぼテレビの物販ブースもあります。
八文字屋のオープンに際しては、CDやDVDの販売だけではなく、レンタルを期待していた人たちも多いようです。私自身もその中の1人なのですが、レンタル事業は儲からないということなのでしょうか? 今後の事業展開に注目したいと思います。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:鍬ノ町(くわのまち)開発
- http://www.ikechang.com/news/news5.htm