スタートとゴールは西沼田遺跡公園 |
第9回市民いきいきウォーキング「蔵増史跡めぐり〜西沼田遺跡と矢野目・塚野目史跡群〜」が10月4日に開催されました。このイベントは「市民のスポーツに対する関心も高まり、誰でもが気軽に参加できる賞がスポーツの振興が求められている。誰でも気軽に参加できる『ウオーキング』を通して、地域の魅力再発見と健康で明るい社会づくりを目的とする」を趣旨として、毎年開催地を変えて行われています。 |
今回は市民いきいきウオーキング実行委員会が主催し、天童市、天童市体育指導委員会、天童市立蔵増公民館、蔵増地域づくり委員会、NPO法人西沼田サポーターズネットワークが共催する形で行われました。また、協力団体として
- 蔵増地区スポーツ&カルチャーコーディネーターズ
- 交通安全協会蔵増支部
- 蔵増築区長連絡協議会
- 蔵増地区子供会育成会連合会
- 蔵増地区青壮年会連絡協議会
今回のウオーキングコースは全長およそ4.4kmで、西沼田遺跡公園を出発し、矢野目彦五郎の五輪塔、杢之進地蔵、きゅうり天王、塚野目板碑、塚野目A遺跡、矢口遺跡をまわって西沼田遺跡公園に戻ってきます。市内各地からおよそ70名が参加し、見事な秋晴れのなか、およそ2時間をかけて史跡巡りをしました。
西沼田遺跡を出発し塚野目方面へ |
矢口墓地の杢之進地蔵(もくのしんじぞう) |
(写真上)矢口遺跡から発見された、完全な形の香炉型土器 (写真左)矢口遺跡の出土土器 |
コース途中にある「きゅうり天王」は、旧暦6月15日の八坂神社のお祭りに合わせてきゅうりをお供えする風習があります。昔、この辺りで悪い病気が広がっていたときに、ヤマタノオロチを退治した素戔鳴尊(スサノウノミコト)が現れて、悪病を撒き散らす賊にきゅうりを投げつけて退治した、という言い伝えに基づいています。 |
きゅうり天王内の奉納画 |
きゅうり天王内の奉納画 |
「矢野目彦五郎の五輪塔」(やのめひこごろうのごりんのとう)は、矢野目彦五郎という郷士の墓と伝えれています。その温厚な人柄を慕って多くの人がこの地に住み着き、集落の家並みが増えていったと古文書に残っています。河川改修により、現在の場所(倉津川をはさんで旧・天童市下水道管理センターの反対側、果樹畑のなか)に移されました。 |
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