モナコ公国で開催されている日本の美の祭典「日本展」で、出羽桜酒造の「一路」がモナコ公国の元首・アルベール2世公に献上されました。モナコでの日本展「京都−東京 侍からマンガまで」は、国立の文化施設「グリマルディー・フォーラム」を会場に7月14日から9月12日まで開催されています。7月13日の開会式典では、出羽桜酒造の「一路」などの日本酒が料理とともに振舞われ、日本から訪れた旭酒造(山口県)など3つの蔵元の代表が、アルベール2世公に清酒を献上しました。
出羽桜酒造の日本酒は2009年からフランスへ輸出しており、フランス経由でモナコにも出荷されています。モナコの4つ星高級レストラン「ホテル・メトロポール」では、720ミリリットル入りの「一路」がおよそ3万円で販売されるなど、高い評価を得ています。出羽桜酒造では「フランス、モナコからの受注は安定しており、イギリスに次ぐ欧州市場として期待している」「今回の件が現地でのアピールにつながれば」とコメントしています。
(山形新聞2010年8月6日より)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:出羽桜酒造
- http://www.ikechang.com/news/dewazakura.html
- ■グリマルディー・フォーラム(外部サイト)
- http://www.grimaldiforum.com/en/index
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