天童市下荻野戸(しもおぎのと)の花輪和雄(はなわ・かずお)さん宅から出荷された超促成栽培による日本一早いサクランボがセリにかけられ、特別規格の桐箱入り500グラム1箱(2Lサイズ)に10万円の値がつきました。この箱にはサクランボおよそ55粒が入っているので、1粒あたりおよそ1,800円の値段になります。このほか、桐箱入り300グラムの2Lサイズ(直径25ミリ以上)が3万円、Lサイズ(直径22ミリ以上)は2万円、プラスチック容器入りの80グラムでも2,000円の値が付きました。
セリは天童の天童青果市場など全国45ヶ所で行われ、東京の太田市場には全農山形県本部の今田正夫会長もトップセールスに訪れました。今回は北海道から九州までおよそ80キロが出荷されましたが、東京の太田市場にはおよそ30キロが出荷されました。全農山形の担当者は「山形のサクランボは今年も期待されている」「(最高値は)1キロ当たり20万円になり、全体的な価格も昨年並み。生産者のために高値販売に取り組んでいく」とコメントしています。
一方、天童青果市場で最高値の「佐藤錦」を落札した天童温泉のホテル王将では、「昨年は猛暑の影響で生産者が苦労しただけに、生産者を応援し、地域の活性化につなげようと落札した」と話していました。
(山形新聞1月5日、河北新報2010年1月6日など)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html
- ■[2011.01.04] 日本一早いサクランボが全国に初出荷
- http://www.ikechang.com/news/2011/news20110104.html
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