サッカーJ1・モンテディオ山形は、大阪府吹田市の万博記念競技場でガンバ大阪との対戦に臨みました。セレッソ大阪を迎えた4月24日のホーム開幕戦は都合で参戦できなかったため、「自分のリーグ再開戦はこの試合だ!」「去年も長居まで行ったから大丈夫だろう」と自家用車で参戦しました。
午後9時30分過ぎに天童を出発し、小国町を経由して新潟の荒川胎内(あらかわたいない)インターチェンジから日本海東北自動車道に乗り、北陸自動車道〜名神高速道路と通って大阪を目指します。ゴールデンウィークなのでかなりの交通量を覚悟しましたが、思いのほか走っている車の数は少ないような…。しかし、上越市の名立谷浜(なだちたにはま)サービスエリア、糸魚川市の蓮台寺(れんだいじ)パーキングエリアと連続で車を停めるスペースがなく、午前3時40分過ぎ、富山県朝日町の越中境(えっちゅうさかい)パーキングエリアでなんとか休憩を取ることができました。
糸魚川IC付近では、糸魚川発電などのそばを通ります。ライトに浮かび上がる工場群が印象的で「工場萌え」のみなさんに共感できるものがあります。しかし、震災の影響なのか、以前のように照明は点されておらず、全然違った印象でした。
そして、いよいよ渋滞に…。午前7時を過ぎるとどの高速道路も交通量が増えてくるのですが、事前の渋滞予測のとおり、琵琶湖付近から京都方面が渋滞し始めました。
午前10時ころ、琵琶湖の東側にある滋賀県の栗東(りっとう)インターチェンジから先は、事故と交通量の増加による渋滞が起き、スタジアムがある大阪府吹田市まで何時間かかるか分からない状況に…。
栗東(りっとう)ICで名神高速道路を降り、一般道を経由して京滋バイパスに乗り、万博記念公園を目指しました。考えることはみな同じで、一般道路も高速道路を下りた車で交通量が多くなり、あまりスムーズには進みませんでした。結果、万博記念競技場に到着したのは午後0時20分ころで、もしかするとそのまま高速道路を走っていても変わらなかったかも? 唯一よかったのは、カールおじさんが描かれた明治製菓大阪工場を見られたこと。
万博記念競技場の目の前にある東駐車場は収容台数がおよそ1,000台で、土日は1,200円で利用できます。スタジアムは再入場ができるため、入場したあと不要な荷物を車においてくることができます。
ただ、駐車場内に誘導員がいないため、試合後はものすごい混乱に…。駐車場から出るのに1時間かかる場合もあるようです。利用する際には試合後ダッシュで車に乗るか、腹を決めてゆっくり帰るか、覚悟が必要です。
入場開始まで2時間ほど余裕があるということで、まだ実物を見たことがなかった「太陽の塔」へ出発! スタジアム前の「公園東口駅」から、大阪モノレールで1つ先の駅「万博記念公園駅」へ向かいます。
「太陽の塔」のそばに行くには、入場料(大人250円、小中学生70円)が必要です。万博公園のなかにはEXPO'70パビリオンや国立民俗学博物館などたくさんの施設があるのですが、時間に余裕がなかったため、「太陽の塔」の周りをぐるっと歩いて帰ってきてしまいました。
公園内には多くの観光客や家族連れが訪れていて、芝生の上でくつろいだり、大型遊具で遊んだり、花の写真を撮ったりと、思い思いに過ごしていました。
大阪モノレールを降りると、目の前には「美味G横丁」(おいじ〜よこちょう)が開設されています。ここには、たくさんの飲食ブースやグッズ売店が並ぶほか、いろいろなイベントが繰り広げられる場所にもなっています。
「炎のカリーパン」は、「道頓堀くくる」のご好意で販売できました。販売元・株式会社明友(めいゆう)副社長のツイッターによると、2月26日に行われた「FUJI XEROX SUPER CUP 2011」で企画されたJクラブグルメ大集合で、道頓堀くくるの社長さんとお近づきになったことがご縁のようです。
今回は「チーズ入り」「厚焼き玉子入り」「マヨたま入り」「チャーシュー入り」の4種類が出品されました。
チケット売り場のとなりでは、「がんばろう東北!〜山形・宮城、ピッチ外では仲間です〜特別ブース」として、山形県大阪事務所と宮城県大阪事務所が共同で、東日本大震災復興支援を兼ねた観光PR活動を行いました。
テントの軒先に「がんばろう東北」のメッセージを掲げ、山形県と宮城県のノボリ旗でアピールしたり、観光パンフレットを配布したりしていました。
となりのテントでは、NDソフトスタジアム山形とユアテックスタジアム仙台を的にしたダーツゲームを行っていました。多くのガンバサポーターが挑戦していて、見事、山形県や宮城県に命中した人には、山形県のお菓子などがプレゼントされていました。
2011年4月30日の山形新聞にその様子が紹介されていましたが、山形県や宮城県への交通手段を尋ねる人もいたそうです。仙台空港はまだ本稼動していませんが、その分を山形空港がサポートしています。東北・山形新幹線は完全復旧、高速道路も問題なく通行できます。
試合前に何度か「美味G横丁」を行き来しているうちに、ガンバ大阪のマスコット「ガンバボーイ」に遭遇しました。ちょうどマスコミの取材に応じているところで、いろんなポーズを決めながら写真に収まっていました。
手にはスケートボードを持っています。ただの飾りかな?と思っていたら、スケートボードに乗って疾走! 周りにいた子どもたちは「ガンバボーイ!待って〜」と叫びながら追いかける、というほほえましい光景が繰り広げられました。
試合前には「第35回全日本少年サッカー大会・大阪府大会開会式」が開催され、大阪府内から300弱のチームが集まりました。集合するとメインスタンド前が埋まるほどの数! 開会式が終わるとバックスタンドへ移動し、ガンバ大阪×モンテディオ山形の試合を観戦しました。
また、開会式に引き続き、前座試合として三島トレセンvs.大阪市トレセンが行われました。
試合は前半22分にガンバ大阪のアドリアーノにゴールを割られてしまうのですが、どう見てもハンド! ジャッジの覆ることは無いので「仕方ないな」と思ったものの、あまり抗議がなかったことに??? 帰宅してからスカパー!を確認してみたところ、メインスタンド側からはよく見えなかったのかもしれません。スカパー!の実況解説でも「うまくミートしませんでしたが…」と説明していましたが、スロー再生でみると、足に触れてさえもいない!
その後0対2から2対2まで追いつく勢いを見せたものの、最後はディフェンダーに当たってコースが変わる不運なシュートで2対3と決勝点を決められてしまいましたが、今後の試合に期待が持てる内容でした。
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