天童商工会議所女性会が、天童産の紅花を使ったせっけん「紅ひめ」の販売を始めました。天童は、俳人・松尾芭蕉が「まゆはきを 俤(おもかげ)にして 紅粉(べに)の花」という句を詠んだことでも知られるとおり、紅花の産地です。天童商工会議所女性会では、以前から、この紅花を生かした地域おこしに取り組んできました。
紅花せっけんは、今年の春に講習会を開いて、各メンバーが自宅で手作りしました。実際に使ってみたところ「さっぱりしているのに肌が全く突っ張らない。化粧水をつけるのも忘れるほど良い感じだし、肌荒れが治った」という声もありました。そこで、一般にも販売することを決め、メンバーのお店や天童商工会議所での取り扱いを始めました。
高橋ゆき江・天童商工会議所女性会会長によると「紅花の持つ抗酸化作用にちなみ『さびない女』をテーマに作った」そうです。「使ってもらえれば良さを実感できるはず。ぜひ天童の名物にしていきたい」とコメントしています。
紅花せっけん「紅ひめ」は、天童紅花まつりを開催している上貫津(かみぬくづ)地域の貫津紅花栽培組合と協力しながら無農薬で栽培している紅花を使っています。この紅花の花びらを乾燥させて粉末にし、天童市の三和油脂が開発した肌に優しい米ぬか油と一緒に混ぜ込み、その後1ヶ月間、自然乾燥させて完成します。価格は1個1,800円。
詳しくは天童商工会議所(TEL 023-654-3511)までお問合せ下さい。
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