サッカーJ1・モンテディオ山形は、勝ち点37で第8位のジュビロ磐田を天童市のNDソフトスタジアム山形に迎えて、J1第28節を戦いました。現段階で勝ち点20のモンテディオ山形がJ1残留を成し遂げるためには、今節を入れて残り7試合をすべて勝ち勝ち点40を越えなければ難しい状況です。
試合は前半3分にMF伊東俊(いとう・しゅん)選手がヘディングシュートを決め優位に試合を進めていましたが、後半12分にFW前田遼一(まえだ・りょういち)選手にゴールを決められてしまいました。その後もジュビロのペースで試合が進みましたが、なんとか追加点を防いだものの勝ち越し点をあげることができず、1対1で引分けとなりました。
今節を終了しモンテディオ山形は17位で勝ち点21、残留できる15位の浦和レッズは勝ち点は29で、その差は8あります。残り6試合の対戦相手は、柏レイソル、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、アビスパ福岡、名古屋グランパス、サンフレッチェ広島です。仮に15位の浦和レッズが負け続けるとしても、モンテディオ山形がJ1残留を果たすためには、これらの面々から最低3つは勝たなければなりません。
この試合では、シーズンチケット保有者向けの先行入場トライアル(試行)が行われました。毎試合、午前7時30分から入場待ちの「シート貼り」が行われますが、今回はシーズンチケット保有者と一般入場者の2つの列に分けられました。
ホーム自由席(ゴール裏)の状況はというと、午前7時30分の段階で並んでいるのはほぼ全員が先行入場の列で、一般入場者の列は2、3名しかいませんでした。ゴール裏にはいつもたくさんの人たちで行列ができていますが、やはり予想どおり、みなさんシーズンチケットをお持ちの方々でした。わたしも「お布施」の意味を込めてシーズンチケットを購入していますが、朝から入場待ちをする人たちは、いずれのゲートでもチケット保有者がほとんどのようです。
この先行入場、ほかのスタジアムでは当然の優遇サービスとして行われています。サポーターの間ではJ1昇格のときから求められてきましたが、なぜか今まで導入されてきませんでした。今回はあくまでも「テスト」として行われましたが、できれば今シーズン中から正式に実施して欲しいと思います(フロントからは「特典としてPRしていないので今シーズンの正式導入はできない」という回答がありそうですが)。
先行入場のメリットは、やはり売り上げアップに尽きると思います。現状では「どの試合も確実に入場できる(買い忘れ・売り切れの心配がない)」という点が最大のメリットですが、年に数回しか参戦できないという人にとっては、なかなか高い買い物です。
先行入場が正式に特典になれば、スタジアムがある天童市まで2時間程度かかる庄内地方や置賜地方の人たち、さらには首都圏に住んでいるみなさんがバスや新幹線でやってきても、開場時間までに到着すればある程度は入場順番が繰り上がることが期待できます。また、コンビニなどでチケットを購入して朝から並んでも、あとからやってくるシーズンチケットの人たちに抜かされてしまうのは、結構屈辱なのかも? これを機にシーズンチケットを購入しよう、という人が出てくることが期待されます。
また、今回のテストで、先行入場と一般入場の整列する場所を離したほうがいいのではないかと思いました。ホーム自由席(ゴール裏)が列をつくるところは、選手バスや屋台村などの車両が出入りするところになっています。これまで横に2人で並んでいたところが、横2人×2列となり、いままで以上に広い幅が必要になります。並んでいるサポーターたちにぶつからないよう恐る恐る車が通っていましたし、車道を確保すれば、芝生を踏み荒らすことにもつながってしまいます。先行入場はこれまで同様にゲート前から整列し、一般入場は野球場の通路に並んだほうが、(山形ではまずいないと思いますが)割り込み防止にもつながってよいのではないかと思いました。
午前7時30分のシートチェックのあと、一旦自宅に戻る途中で目の前に虹がかかりました! 昨年のみちのくダービー、今年の柏レイソル戦と、虹が出た試合は勝利を収めています。いやが上にも期待がかかります。
特設駐車場からスタジアムに入ってくると、目の前に青いアーチがありました。これは、10月22日に開催されるガンバ大阪戦のPR企画「天まで届け!NDスタ満員計画10.22風船メッセージ」のための風船です。「NDスタ満員計画10.22」と記された2,000個の青い風船をみんなで飛ばそう、というものですが、あいにくの強風で、風船を押さえつけておくのに大変苦労していました。
J1昇格して3年目、モンテディオ山形はJ1残留に極めて「崖っぷち」な状況にあります。選手たちにはプレッシャーがかかっていると思いますが、こんなときだからこそ、一致団結して後押ししていくのが「サポーター」だと思います。
成績不振に伴い、最近はゴール裏もざわついてきていました。そんな動きを察してか、サポーター有志の方々が、白地に青い文字で「俺たちはココにいる!気持ちをひとつに!共に前へ!」と記した手作りの横断幕をつくりました。
これからの残り試合すべてでこの横断幕を掲げて、選手と一緒になって戦っていくという気持ちをあらためてみんなで確認することができました。
この日は「なでしこデー」と銘打ち、なでしこサッカー教室、なでしこジャパングッズ販売、資生堂『TSUBAKI』シャンプー・コンディショナーセットプレゼントなどが女性限定で行われました。そして、そのうちの1つがこの日限定のスイーツ売店です。
そのとなりでは、日東ベスト株式会社が農林水産省総合食料局長賞を受賞した「ラ・フランスロール」「米粉ロール(だだちゃ豆)」を、女性先着300名に試食販売しました。お値段はどちらも1,000円で冷凍のスイーツなので、お持ち帰り用として販売されていました。
ついこのあいだまでは残暑が厳しく、電力使用量が97%に達するような状況でしたが、ここ数日は朝晩めっきり冷え込むようになりました。いも煮やあったかい肉そばがおいしい季節になってきましたが、今年はおでんもお目見えしました。
なんか人だかりができているなぁ〜と思ったら、ユニフォームスポンサー「株式会社でん六」様のマスコットキャラクター「でんちゃん」が登場! 「なでしこデー」企画にちなんで、子どもや女性にでん六のお菓子がプレゼントされました。合言葉は「でんちゃん、お菓子ちょ〜だい!!」 子どもと女性限定イベントのはずでしたが、予想どおり、収集がつかなくなってしまっていました(汗)
この日の試合は地元紙・山形新聞の「山形新聞サンクスマッチ」として開催されました。各ゲートでモンテディオ山形応援号外が無償で配られたほか、先着5,000名には「オリジナル・ティッシュボックス・カバー」がプレゼントされました。また、前座試合として「第6回モンテディオカップわんぱくサッカー山形県大会決勝戦」が開催されました。
応援号外といっしょに配られたのは、当日限定の「オリジナル・ティッシュボックス・カバー」です。各ゲートで、先着5,000名にプレゼントされました。
モンテディオ山形のグッズはそれなりに出ていますが、個人的には、マグカップやこういう日用雑貨のようなもののバリエーションが増えるといいなぁ〜と思います。「普段よく使うような身の回りのものをモンテグッズで揃えたい」と思っているサポーターは案外多いのではないでしょうか?
NDスタ名物の「炎のカリーパン『対戦相手を喰っちゃおー!』」、今回は「おもろ入りカリーパン」、「うなぎ入りカリーパン」、「餃子入りカリーパン」の3種類に加えて「チーズ入りカリーパン」が販売されました。
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