猛暑の影響が残るラ・フランス、県はきょう収穫期を見極めるための判定調査を行いました。今年は去年より4日遅い、今月17日が収穫開始との見込みを発表しました。
きょうの収穫適期判定調査は、県が選定した上山市や東根市など22の産地で行われ、県やJAの担当者らが平均的な大きさのラ・フランスを採取しました。そして、それらすべてを寒河江市の県園芸試験場に集め、表面の色合いや糖度、そして固さなどの測定を行いました。記録的な夏の猛暑の影響で、この時期例年ならすでに糖度に変化しているはずのでんぷんが、全域でまだ多く残っているといいます。
採取した果実のデータや今後の天気予報などから総合的に検討した結果、県は今年のラ・フランスの収穫開始を今月17日ごろと見込みを発表しました。これは、去年よりも4日遅いということです。県は今月11日にも同様の調査を行う予定で、より正確な収穫時期の情報を生産者に伝えたいとしています。
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