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天童のニュース(平成24年11月18日) (最終更新:2012年11月24日)

2012年11月18日(日) 天童市長選、現職の山本信治氏が無投票再選

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 任期満了に伴う天童市長選挙が11月18日に告示され、無所属で現職の山本信治(やまもと・しんじ)氏(65歳)が無投票再選されました。山本氏は、ダスキンや事務機器の販売を行う(株)山本産業の社長を経て2008年(平成20年)に新人同士の一騎打ちを制し、市長に就任しました。

 先の選挙で掲げた公約「子育て支援日本一」に基づき、山形県内で初めて中学生までの医療費無料化を実施したほか、第3子以降の保育料無料化、芳賀地区への子育て支援施設の設置計画など、子育て支援策に力を入れました。

写真:天童市長選挙の掲示板
現職の山本信治(やまもと・しんじ)氏が無投票再選されました

<山形新聞でのインタビュー>

1期目の4年間を振り返っての感想は。
無我夢中の一言に尽きる。中学生までの医療費無料化や第3子以降の保育料無料化を実施したことなど、自分なりには満足している。立候補届け出後に遊説した際、子育て世代が盛んに手を振ってくれるなど反応が良かった。前回はなかったことで、子育て支援策について一定以上、市民の理解を売ることができたのではないか。
無投票となった。市民の評価をどう感じるか。
芳賀の問題など、大きな課題がある時は選挙をするべきだと考えていた。無投票になったのは、この4年間についておおよその評価をしていただいたからだと思う。身が引き締まる思いだ。慢心することなく、市民のための行政運営を手掛ける。
芳賀地区の都市開発をどう進めていくか。
新しいまちができれば、年間の税収が3〜4億円見込める。それは芳賀地区だけではなく、市全体のために使うことができる。新駅の設置には市の持ち出しで5億円ほど掛かるが、財政をぐらつかせるものではない。大型ショッピングセンターの進出などもあり、雇用の創出や交流人口の拡大につながるはず。これまで議会や市民に説明不測の感はあった。説明責任を果たしながら、信念を持って事業を進める。
市民病院の赤字経営が続いている。どう解消していくか。
就任前からの課題だが、状況が好転せず責任を感じている。10年度からは地方公営企業法を全部適用し、事業管理者に予算作成や人事権限を与えて経営改善の加速化を図った。根本的な解決は医師不足を解消して始まると思う。医療スタッフを整え、改善状況の推移を見ていく。
職員の接遇改善など市役所改革に取り組んでいる。現状と今後の進め方は。
頑張った人が評価を受け、それなりのポジションにいるという当たり前の組織にはなっていない。こうした当たり前の組織になった時に市民に評価してもらえるのではないか。接遇改善も含め、2期目も引き続き取り組んでいく。

(山形新聞2012年11月19日より)
(関連ページ)
■天童のニュース:天童市長選
http://www.ikechang.com/news/elect-mayor.html
■天童のニュース:芳賀土地区画整理事業
http://www.ikechang.com/news/haga.html
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