舞鶴山の西の麓にある甘味処「腰掛庵(こしかけあん)」のわらびもちが、旅行情報誌「関東・東北じゃらん」の「東北★関東ご当地おみやげ大賞」で、編集長のオススメ第1位に選ばれました。
腰掛庵は古民家風の建物でわらびもちやかき氷を味わうことができるお店で、週末になると県外からの観光客で朝からずら〜っと行列ができる名店です。ここで食べることを目的にして天童を訪れる観光客も珍しくなく、天童を代表する観光スポットの1つとなっています。
旅行情報誌「関東・東北じゃらん」が関東・東北地域でしか買えない土産を対象に初めて行った審査会で、県内の5品をはじめ計48品が「東北★関東ご当地おみやげ大賞」に選出された。そのうち編集長が厳選した5品の中の1位に、腰掛庵(天童市)の「わらびもち」が選ばれた。
各地のじゃらんスタッフが▽ご当地性を感じる▽その地域でしか買えない▽千円程度―の基準で推薦した112品を編集部で実食し、選んだ。「わらびもち」は、老舗の銘菓部門での選出。本ワラビ粉を使用し、全工程を手作りしているこだわりの品。厳選5品の最高賞に選んだ理由について、大橋菜央編集長は「審査会で絶賛だった。ほどよい甘さとぷるんぷるんの食感がくせになる」とコメントしている。
受賞を受け、腰掛庵の仲野太二店長は「作り置きもできず、売り切れてしまうこともある。申し訳ないが、お客さまが並んでくれたり協力してくれるから作ることができている。満足いただけるよう今後も努力したい」と話した。
同部門では、ふうき豆本舗山田家(山形市)の「白露ふうき豆」も選ばれた。そのほか、ユニーク系おやつ部門で酒田米菓(酒田市)の「オランダせんべい」と宇佐美煎餅店(鶴岡市)の「からからせんべい」が、ご褒美系スイーツ部門でイル・ケッチァーノ(同)の「ハンドメイドクッキー」が選出された。
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