11日の県内は、冬型の気圧配置と上空に入った寒気の影響で、平地でも雪の降る天気となった。山形市内では午後2時10分ごろに雨がみぞれに変わり、山形地方気象台は初雪を観測したと発表。平年に比べて7日早く、昨年より10日早い。尾花沢や新庄市内でも初雪が降り、歩道や屋根が真っ白になった。

　同気象台によると、酒田や鶴岡、新庄などは今季1番の冷え込みで、同日午後4時以降は各地ともさらに気温が下がった。午後6時現在の積雪量は大蔵村肘折15センチ、新庄3センチ、金山2センチ、最上町向町3センチ、尾花沢4センチ、西川町大井沢9センチ。

　山形市では、昼すぎまでは気温5〜6度で経過したが、次第に冷え込み午後4時には1.7度に。市街地では午後2時すぎから雨に雪が交じり始めた。

　尾花沢市では昼すぎに雨が雪に変わり、午後3時ごろから本格的に降り始めた。市中心部でも夜まで大粒の雪が見られ、家路を急ぐ下校中の子どもたちの頭や肩には白い雪が積もり、車は減速しライトを点灯して走行していた。

　山形地方気象台は11日、山形市中心部で初雪を観測したと発表した。平年より7日早く、昨年より10日早い。

　気象台によると、冬型の気圧配置が強まり、上空に強い寒気が流れ込んだことが原 因。13日ごろまで、雪が降りやすい天気が続くという。

　山形地方気象台は11日、山形市緑町の気象台敷地内で初雪を観測したと発表した。平年より7日、昨年より10日早い。上空に強い寒気が入り込んだ影響という。同市では午後6時現在、気温が0.6度まで下がり、雪がちらつく中、家路を急ぐ人の姿が目立った。

　気象台によると、午後6時現在、尾花沢、新庄など6市町村で積雪を観測。大蔵村では15センチを記録した。気温は山形市、酒田市など11地点で今季最低となった。最も低かったのは西川町の氷点下1.2度。寒気が残る13日まで、降雪が見込まれるという。

　山形市桜田東の「タイヤ館山形南店」では、開店１時間前の午前９時から、冬用タイヤに交換しようと長蛇の列ができた。従業員8人体制で8日から連日100台近くのタイヤを交換しているという店長の稲毛義広さん(49)は「今年は出足が早い」と話していた。

　山形地方気象台（山形市緑町1）は11日、初雪を観測したと発表した。平年より7日早く、昨年より10日早い。強い冬型の気圧配置になり、上空に強い寒気が入り込んで県内全域で雪が降った。

　山形市では同日午後2時10分ごろ、職員が気象台屋上で雨に雪が交じったみぞれを確認した。

　同日午後７時までの県内各地の最低気温は山形0.6度▽新庄0.4度▽酒田2.2度▽肘折氷点下0.7度▽小国氷点下0.3度�・�・。県内22観測地点のうち14地点で今秋一番の冷え込みとなった。