山形県内では6月14日(土)から9月13日(土)までの日程で大規模観光イベント「山形デスティネーションキャンペーン」が展開されていますが、大手旅行代理店のJTBが、9月6日(土)に天童市で自社企画イベント「杜の賑(にぎわ)い」を開催することを発表しました。
「杜の賑い」は沖縄県で毎年、その他の地域で年1回開催されているもので、天童市で開催されるイベントでは、長井市の黒獅子や河北町の林家舞楽、真室川音頭、花笠踊りなどの郷土芸能が披露されます。このイベントと県内各地の観光地を巡るツアーが企画されていて、観光誘客が期待されます。
JTB(東京)は、県内の祭りや郷土芸能が集結するイベント「杜の賑(にぎわ)い」を9月6日、天童市の県総合運動公園総合体育館で開催する。10団体程度が出演予定で、2回の公演で約4千人の入場を見込む。県内の観光と組み合わせたツアーも企画。いずれも販売を開始した。
杜の賑いは、沖縄県で毎年、その他の地域で年1回開催されている。沖縄では1万人が訪れる大規模イベントとなっており、誘客効果が期待される。本県公演のテーマは「芭蕉と歩く山形路」。松尾芭蕉の足跡をたどり、県内で詠まれた句と各地域に根差した伝統芸能を絡めたステージで、長井市の黒獅子や河北町の林家舞楽、真室川音頭、花笠踊りなどが披露される。公演は午前11時、午後3時からの2回。定員は各回2千人。入場券は全席指定で3千円。
山形公演の鑑賞と、鶴岡市のイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフ奥田政行さんの講演・試食会を楽しむ現地プラン(4千円)も企画。このほか、首都圏など発着で▽出羽三山めぐり▽足湯付の新幹線初のリゾート列車「とれいゆ」乗車―などと組み合わせたツアーを実施する。
杜の賑いの入場券はJTBの各店舗、JTBエンタメチケットのホームページ(http://www.jtb.co.jp/ticket/event.asp?id=339700)、コンビニのマルチメディア端末で発売中。問い合わせはJTB東北本社法人営業課022(212)5550、地域交流事業推進部022(212)5552。
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |