6月14日(土)から9月13日(土)までの日程で行われている大規模観光イベント「山形デスティネーションキャンペーン」に合わせて、天童市の山形県総合運動公園を会場に「杜の賑い」が開催されました。「杜の賑い」は沖縄県で毎年、その他の地域で年1回開催されているもので、長井市の黒獅子や河北町の林家舞楽、花笠踊りそして人間将棋などの郷土芸能が披露されました。
会場周辺に掲げられたノボリ旗
会場入り口に掲げられた、イベント告知の大きな看板
イベント終了後、出口では上山市の加勢鳥(かせどり)など出演団体がお見送りしました
天童市観光物産協会では将棋駒にちなんだ商品を準備しました
人だかりができた天童市観光物産協会のブース
多くの観光客が天童市を訪れました
県内の伝統芸能や祭りを集結させ、一つのステージをつくりあげる「杜の賑(にぎわ)い」が6日、天童市の県総合運動公園総合体育館で開かれた。県内の約20団体、500人が出演。2回の公演に県内外から計4100人の観客が詰め掛け、エネルギッシュな舞台に惜しみない拍手を送った。
テーマは「芭蕉と歩く山形路」。俳人・松尾芭蕉の足跡をたどり、そこに根付く郷土芸能や詠まれた句を絡めて物語を紡いだ。花笠踊りや長井市の黒獅子舞、鶴岡市の渡前獅子踊り、河北町の林家舞楽、最上川舟唄などの民謡が披露され、本県の歴史や文化も伝えた。若者たちがダンスパフォーマンスで盛り上げる場面も。会場は熱気に包まれていた。
杜の賑いは、大手旅行会社JTBのオリジナルイベント。地元自治体や観光団体と組織した実行委員会が主催した。地域の伝統文化・芸能の保護と、継承する人材の育成につなげ、地域活性化に貢献する目的。沖縄県を中心に全国各地で開催されている。本県では2004年に続き6回目。
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