画像:天童市の観光ガイド タイトル
天童のニュース(平成26年12月9日) (最終更新:2014年12月12日)

2014年12月9日(火) 「天童 成生土づくり研究会」ラ・フランスを香港に初輸出

画像:最高気温最高気温 3.8度 画像:最低気温最低気温 0.7度 画像:あめ天気:あめ)

 天童市が日本一の生産量を誇る洋ナシ「ラ・フランス」が、香港に輸出されます。これは、天童市北西部の成生(なりゅう)地域で活動している果樹農家「天童 成生土づくり研究会」の取り組みで、今回は試験的に300キロが輸出されます。

 今後、国際取引が拡大していけば、「日本一の生産量」から「世界一の生産量」として天童のラ・フランスが知られる日も来るかもしれません。

ラ・フランス香港に輸出 天童の生産者グループ

きょう出荷 独自に販路開拓

 県内屈指のラ・フランス産地である天童市内の生産者グループが、香港での販路開拓を目指し独自にラ・フランスの輸出に取り組む。9日に出荷する予定で、今年は試験的に200キロを輸出する。

 このグループは天童市成生地区の「天童 成生土づくり研究会」(押野弘行会長)。ラ・フランスをはじめサクランボやリンゴなどを栽培している20〜70代の果樹生産農家19人で組織している。生産量が過剰気味になり、国内でスムーズに流通できなくなった場合のリスクを極力減らそうと、海外での販路を模索してきた。

 初めて農産物を輸出する際に、貿易商社の照会や準備・手続きなどを支援する日本政策金融公庫農林水産事業のトライアル輸出支援事業を県内で初めて活用。同公庫と提携する青森県の商社を通し、5キロ入りと3キロ入りを現地の食品流通会社向けに出荷する。

 今年はひょうの被害で例年よりも少なく苦労したというが、会員の間で最低量を確保したという。押野会長は「販路の開拓・拡大は今年だけにとどまらない課題であり、何とか一歩を踏み出したかった。今回の取り組みをきっかけに、長期的な取引につなげていきたい」とし、いずれはサクランボやリンゴなどにも取引が拡大することを期待する。

 県国際経済振興機構によると、東根や寒河江などでもラ・フランスの輸出に取り組む民間の生産者グループはあるといい、「こうした前向きな動きがさらに広がってほしい」としている。

(山形新聞2014年12月9日 第9面より)
(関連ページ)
■天童のニュース:ラ・フランス
http://www.ikechang.com/news/v.html

▲ページ先頭へ移動

画像:前へ前の日へ... 今月の見出しへ... 次の日へ...画像:次へ


「天童市の観光ガイド」は個人が開設している天童市応援サイトです。リンクはご自由にどうぞ。
広告掲載など各種お問合せはWebサイトのご利用についてをご覧ください。

画像:バナー 画像:バナー 画像:バナー 画像:バナー 画像:バナー
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
このページに掲載されている文章や写真の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 2014 Tetsuya TAKAHASHI and "Ikechang" All Rights Reserved.