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天童のニュース(平成27年1月4日) (最終更新:2015年1月9日)

2015年1月5日(月) 超促成栽培のサクランボが初出荷

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[山形新聞]超促成栽培の「佐藤錦」初出荷 天童

 天童市荒谷で4日、県内で最も早い超促成栽培のサクランボが初出荷された。温室ハウスで育った真っ赤な「佐藤錦」の摘み取り作業が行われ、全国各地の市場に向けて発送した。

 サクランボは通常、毎年6月ごろに出荷のピークを迎えるが、天童市の生産者が1987(昭和62)年から初競りに合わせて出荷しようと超促成栽培に取り組んでいる。同市下荻野戸の花輪和雄さん(65)は、昨年6月から冷蔵庫で「冬」を体感させた木を同10月上旬にビニールハウス内に移し、室内に「春」を再現。4日朝から家族や近所の主婦ら8人で真っ赤に色づいた果実の摘み取りと選果、出荷作業に追われた。

 燃料費高騰などの懸念から、ハウスの数を昨年までの2棟から1棟に減らしたことで出荷量は減る見通しだが、花輪さんは「色つや、食味ともに最高の出来。温度管理や水分管理に苦労した分、おいしく味わってもらえれば」と話した。

 出荷は東京都の大田市場をはじめ全国各地の主要市場向け。昨年の初競りでは1箱(500グラム)15万円の最高値が付いた。

(山形新聞2014年1月5日より)

[朝日新聞]「超促成栽培」のサクランボ出荷 天童

 天童市荒谷の農園で4日、サクランボが初出荷された。温室ハウスを使う「超促成栽培」に取り組む花輪和雄さん(65)が育てた佐藤錦で、赤く色づいた実を家族らが大事そうに摘み取った。

 花輪さんはサクランボの超促成栽培を始めて12年目。今年はハウス1棟で約100本の鉢を栽培し、この日1日で約10キロを収穫した。収穫された佐藤錦は5日に東京の大田市場などで初競りにかけられ、首都圏を中心に出回るという。

 昨年は、最も高いもので500グラム15万円の値段が付いた。今年も「色の付き方、実の大きさともまずまずです」と花輪さん。高い値段を期待していた。

(朝日新聞2014年1月5日より)

[河北新報]新春飾る赤い果実 天童・サクランボ初出荷

 天童市荒谷の果樹農家花輪和雄さん(65)は4日、ビニールハウスで促成栽培したサクランボの高級品種「佐藤錦」を出荷した。箱詰めした果実10キロは5日、首都圏などの青果市場で初競りにかけられる。

 周りを雪に囲まれたハウスの中で、花輪さんの家族らが午前8時半ごろから、真っ赤なルビーのように色付いた実を摘み取り、丁寧に桐(きり)箱などに詰めた。

 花輪さんは、サクランボの木を6月から専用の冷蔵庫で休眠させ、10月上旬にハウスに移した。時季と時間帯によって室温を約10・25度に保ち、温度管理を徹底した。

 昨年の原油高の影響で、栽培する木を半数以下の約100本に減らした。「出荷量は減ったが、例年よりも出来はいい。甘みや色つや、粒の大きさも申し分ないので、楽しんでもらいたい」と笑顔で話した。

 全農山形園芸販売課によると、昨年は東京の太田市場などで、500グラム入り1箱に15万円の初値が付いた。

(河北新報2014年1月5日より)

[山形放送]恒例「超早出し」サクランボを出荷 山形

 新春に彩りを添える恒例「超早出し」のハウスサクランボが4日、雪に囲まれた山形県天童市の農家から首都圏などに向けて出荷された。

 天童市荒谷の花輪和雄さんのハウスではサクランボの代表品種「佐藤錦」が初夏を先取り、真っ赤な実をつた。この佐藤錦の木は去年の6月から4か月間冷蔵庫に入れられ、休眠させたのち、ハウスで加温。新年の出荷を目指し促成栽培を行ってきた。

 4日は、家族らが丁寧に実を収穫し、箸を使って、桐(きり)の化粧箱に佐藤錦を詰め込んだ。ことし出荷される早出しサクランボは約10キロで、5日に東京の大田市場などでセリにかけられる。

 去年は、2Lサイズで500グラム入りのものが15万円で競り落とされた。ことしは果たしていくらの値がつくのか?関係者は高値での取引に期待を寄せていた。

(河北新報2014年1月4日より)

[NHK]「日本一早い」さくらんぼ出荷

 日本一早く市場に出そうと、ハウスで栽培されたさくらんぼの出荷作業が天童市で行われました。出荷されたのは、天童市の農家が栽培した高級品種の「佐藤錦」です。

 さくらんぼは、毎年6月に出荷のピークを迎えますが、このさくらんぼは、新年の初せりに出せるよう、ハウスの温度を調整して栽培されました。

 4日は、朝早くから家族や近所の人などが真っ赤に色づいたさくらんぼをていねいに摘み取ったあと、手作業で1つ1つ選別し、色づきと大きさの良いものを桐の箱にきれいに並べました。円安で燃料費などが高騰する見通しだったため、栽培するハウスを減らしたことなどから、ことしの収穫量はおよそ10キロと去年の150キロを大幅に下回りました。

 農家の花輪和雄さん(65)は、「一粒一粒丹精込めて作ったのでそれを感じて味わってもらいたいです」と話していました。

 このさくらんぼは、関東地方や天童市の市場に出荷され、5日の初競りにかけられる予定で、去年は、最も高いもので500グラム15万円の値がついたということです。

(NHKやまがた2014年1月4日より)
(関連ページ)
■天童のニュース:サクランボ
http://www.ikechang.com/news/cherry.html

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