午後7時からNDソフトスタジアム山形で開催されるサッカーJ1・2ndステージ第2節モンテディオ山形×浦和レッズを前に、グリーンモール天童商店街がJR天童駅前で恒例の将棋駒プレゼントを行いました。将棋駒のプレゼントは、J1リーグ戦のホームゲーム開催時に毎回行われている「おもてなし」イベントですが、今回はサクランボを載せた特製のフルーツポンチもプレゼントされました。
これは「おもてなし」だけでなく、昨年、静岡県磐田市のヤマハスタジアムで行われたJ1昇格プレーオフ準決勝、東京都調布市の味の素スタジアムで行われたJ1昇格プレーオフ決勝戦に、多くの浦和サポーターが現地へ駆けつけて応援してくれたことに対する「感謝」を表したものです。その時スタジアムでは「(元浦和の)山岸選手ががんばっているから」「前のJ1のときのおもてなしに感動したから」「また山形に行きたいから」という声が、あちこちから聞かれました。
午後2時から始まったプレゼントでは「すごい感激!」「考えられない!」「こないだ行った松本ではなんにもなかった!」と、浦和サポーターのみなさんから大変好評でした。
なんて、微笑ましいやりとりもありました。これからガチで勝負する対戦相手をおもてなしするというのは通常ありえないことなのですが、そういうのがあるところが「山形らしさ」で、逆にいいことなのだと思います。こういう「おもてなし」イベントは、今後も続けていってほしいと思います。
天童駅の改札口を出ると、目の前には山形×浦和の告知看板があります
天童駅からシャトルバスに向かう階段部分には、浦和レッズを歓迎するノボリ旗が掲げられました
浦和の選手名などが書かれた将棋駒は、いつもより多めの150個用意されました
この日は特別!「フルッティア」さん手作りのサクランボ「大正錦」を載せたフルーツポンチもプレゼント
午後1時から整理券が配られ、午後2時にプレゼントスタート! マスコミの取材も多くありました
お昼ごろの新幹線で天童を訪れ、「水車生そば」で鳥中華を味わった人たちも多かったようです
将棋駒は先着順でお好みのものを1つ選んでいただきました
プレゼントされた将棋駒やフルーツポンチ、観光パンフレットを写真に収める方も多くいらっしゃいました
駅前広場のあちこちで、テレビや新聞の取材を受ける浦和サポーターの姿がありました
平日の夜、試合前に雷雨、という悪条件でしたが、10,849人の入場者数がありました
ゴール裏だけではなく、メインスタンドも浦和サポーターで埋まりました
サッカーJ1・モンテディオ山形と浦和レッズの試合が天童市のNDソフトスタジアム山形で行われた15日、地元商店街がJR天童駅で浦和サポーターに将棋駒とサクランボなどをプレゼントした。
昨年のJ1昇格プレーオフ(PO)で、モンテの応援に駆け付けてくれた浦和サポーターにお礼をしようと、毎ホーム戦で相手チームを出迎えているグリーンモール天童商店街(蜂谷正明理事長)が企画。浦和の選手名や「浦和魂」などの応援メッセージを書いた将棋駒と、サクランボの入ったフルーツポンチを各150個準備した。
さいたま市から訪れた女性は「感激した。(この日の)試合はレッズを応援するが、次からは山形にも頑張ってほしい」と話した。同商店街の小出小太郎さん(45)は「モンテは微妙な順位におり、試合では少し気遣ってくれないだろうか」と、モンテの勝利を願っていた。
対千葉のPO決勝は味の素スタジアム(東京)であり、現地を訪れたモンテファンが、浦和サポーターの温かい声援に驚かされた。浦和はモンテのGK山岸範宏選手の古巣であることや、山形を訪れた際の歓迎が当時の応援につながったという。
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