天童市のNDソフトスタジアム山形(山形県総合運動公園)発着で開催される「天童ラ・フランスマラソン」の参加者数が好調に推移しているようです。
サッカーJリーグ・モンテディオ山形の試合日程の関係から、昨年までの日曜開催から今年は土曜日開催になってしまいましたが、日帰り入浴や観光ツアーの企画したことで、日程のハンディを克服したようです。
人気のハーフマラソンの部は、定員3000人に対してすでに2800人の申込があるそうです。天童特産のラ・フランスを味わえる「天童ラ・フランスマラソン」、ぜひご参加ください。
紅葉の天童路を駆け抜ける「天童ラ・フランスマラソン」(11月5日)の申し込みが好調だ。5千人の参加者枠に対し約4200人がエントリー。実際の出場者が約4千人規模だった前回を超え、過去最高となる見通しとなった。初の土曜開催となり、旅館での日帰り入浴や市内オプショナルツアーを企画し、アフター充実にも力を入れている。
4年目となるハーフマラソンは、定員を2500人から3千人に拡大。既に2800人以上がエントリーし、今月中にも定員に達する見通しという。5キロの部も千人の定員に対し約800人が応募。3キロ(定員500人)は余裕がある。
今年はサッカーJ2・モンテディオ山形のホーム戦との日程調整の関係で、土曜開催を余儀なくされた。しかし、ランナーの半分が県外であることを踏まえ「大会後にも天童を満喫できる新たな企画を練った」(実行委員会)。
新たな取り組みとなるのは、天童温泉の9旅館が連携する日帰り入浴。大会当日午後3時まで一律500円で入浴を楽しめる。また、旅行会社が翌日に市内を周遊する「まるかじり二次観光」を企画。▽天童織田藩の足跡をたどる▽縁結びの若松寺とそば打ち▽フルーツ狩りと芋煮―の3コースを用意した。
マラソンの発着はNDソフトスタジアム山形。ハーフコースは市内東部の干布、荒谷、貫津を巡る起伏に富んだコースが特徴だ。女優・タレントの中村優さんをゲストランナーに迎える。ラ・フランスのプレゼントや皮むき大会、芋煮の振る舞いなどのイベントもある。
問い合わせは実行委員事務局の市文化スポーツ課023(654)1111内線263。
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