天童の冬のイベントとして定着した「平成鍋合戦」が、山形県総合運動公園で開催されました。これまでは12月に開催していましたが、より多くの人たちに来場してもらおうと、今年は前倒しして11月に開催されました。
この時期の雨は雪よりも「切ない」状況になってしまうのですが、幸いにも暑いほどの快晴に恵まれ、たくさんの家族連れなどで賑わいました。途中には、俳優の船越英一郎(ふなこし えいいちろう)さんがサプライズゲストであいさつしたり、モンテディオ山形のGK山岸範宏(やまぎし のりひろ)選手、DF渡辺広大(わたなべ こうだい)選手などがお忍びで来場するなどしていました。
来場者と5人の特別審査員による審査の結果、天童市農業協同組合青年部の「天童赤根!豚コロ鍋」が第22代鍋将軍とヤマザワ特別賞のダブル受賞を果たしました。イベントの詳細については、「平成鍋合戦トップページ」をご覧ください。
第22代鍋将軍に輝いた天童市農協青年部
創作鍋の味を競う第22回天童冬の陣「平成鍋合戦」が13日、天童市の県総合運動公園で開かれた。来場者の人気投票と食のプロらによる審査の結果、最高賞の鍋将軍にはJAてんどう青年部の「天童赤根!豚コロ鍋」が輝いた。
天童商工会議所が主催する冬の恒例イベント。北海道から沖縄まで県内外の34団体が参加、36種類の鍋料理をエントリーした。各店舗のスタッフがPRする中、来場者はお目当ての鍋に列をつくった。
1杯300~500円で3杯食べた人に将棋駒が配られ、投票するシステム。この1次審査で上位5品を選び、山形市出身の劇作家・演出家後藤ひろひとさんや飲食・食品関係者によるステージ審査で順位が決まった。
豚コロ鍋は、伝統野菜の赤根ほうれんそうの甘みと、さいころ状にカットした豚肉のジューシーさがマッチした一杯だった。2位以下は次の通り。
(2)名取せり鍋(名取市飲食業組合スズタケ)(3)寅(とら)ちゃんの葱(ねぎ)煮(ねぎびとカンパニー)(4)鴨(かも)ねぎ鍋(天童商工会議所青年部)(5)米沢ぎゅ牛っとカルビスープ(米沢商工会議所青年部)
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