サッカーJリーグ・モンテディオ山形の新スタジアム建設について、県内市町村を対象にした第2回説明会がNDソフトスタジアム山形で開催されました。新スタジアム誘致を目指す天童市を始め計10の市町が参加し、建設・運営を目指す「新スタジアム推進事業株式会社」が現時点でのアイデア等を説明しました。
サッカー・モンテディオ山形の新スタジアム建設を目指す取り組みに関連し、県内市町村を対象にした第2回説明会が26日、天童市のNDソフトスタジアム山形で開かれた。建設・運営を目的に設立された新会社の概要が紹介され、基本計画の検討材料となる収益モデルなどが示された。
新会社「新スタジアム推進事業株式会社」は、経済界などの民間を中心に9月に設立。基本計画を策定した後、2018年10月の官民連携による事業化、20年9月の建設場所決定を目指している。この日は誘致に意欲を見せている天童市、山形市を含む10市町の担当者が出席した。新会社の横内崇氏事業準備室長が組織の概要や事業化に向けたスケジュールなどを紹介した。
クラブ株主のアビームコンサルティング(東京)から、本県などの地方都市をモデルに進める「魅力あるスタジアム・アリーナを核としたまちづくりに関する計画策定等事業」(経済産業省委託)の説明もあった。興行開催時以外にもスタジアムでの収益向上を目指すため、情報発信などを担う観光拠点(街なか型)や非日常感を味わえるスパ(郊外型)を整備したり、料金が高い特別シートや大型のキッズルームを設置したりする案が紹介された。これらの案は18年4〜9月に新会社が策定する基本計画卯の検討材料になるという。
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