市制施行60周年を迎える天童市では、さまざまな記念行事を計画しています。そのうちの1つに、保育園や小中学校に提供されている給食で記念のデザートをつくる、という企画があり、天童菓子商工組合の加盟店にメニューの提案が呼び掛けられていました。
その審査会が7月5日に行われ、天童市特産の洋ナシ「ラ・フランス」を使ったタルトが提供されることになりました。
天童市制施行60周年を記念した「おめでとう給食」で提供されるデザートの審査会が5日、市学校給食センターで開かれ、ラ・フランスタルトに決まった。
天童産の果物や食材を使うのが条件。天童菓子商工組合(後藤雅俊組合長)加盟店からレシピ19点が寄せられ、1次審査を通った7品を相沢一彦教育長、後藤組合長、小中学校の給食主任ら12人が試食した。
サクランボやリンゴを使用したり、紅花を散らしたりと、天童らしい作品がそろった。審査員は見た目や味のほか、特産品の魅力を生かしているかといった観点で吟味した。
給食のデザートに決まったタルトは、ラ・フランスジャムの上にアーモンドを練り込んだ生地を重ねて、ホワイトチョコソースに紅花をトッピングした。「子どもが喜びそうな大型サイズ」「保存も利く」「彩りがいい」と好評を得た。
おめでとう給食は10月初旬に実施の予定。給食センターは夏休み期間中、市内の小中学生からデザートにふさわしいパッケージやネーミングを募集するとともに、同組合に商品化を検討してもらうという。
[山形新聞]ラ・フランスのタルトでお祝い 天童市制60周年 記念給食デザート決定
10月初旬に提供
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