2019年6月5日に発生した降雹(ひょう)で、天童市内の果樹園ではりんごや洋ナシ「ラ・フランス」を含めてたくさんの農産物に傷がつく被害が起きました。その当時は目立たなかった傷も、果実が大きくなるにつれてハッキリと見て取れるようになり、売り物にならないことが分かってきました。
果樹農家を支援するため、天童市では8月15日からふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」と天童市ふるさと納税特設サイトの2ヶ所で、雹害りんご「好ひょうEKBりんご」への支援を呼び掛けています。
天童市では、被害規模10億円超と言われた2014年(平成26年)の降雹被害の際に、売り物にならないりんごをふるさと納税の返礼品に採用しました。雹(ひょう)で傷つきへこんでしまった部分を「えくぼ」に見立て、当時流行していたアイドルグループ「AKB48」をまねて「EKB」とし、降雹を「好評」と言い換え「好ひょうEKBりんご」と名付けました。当時、ふるさと納税自体が「流行り始め」の時期でしたが、果樹農家を支援するこの取り組みは全国の皆さんから支持され、3ヶ月間で6800万円の寄附が集まりました。
「ふるさとチョイス」に掲載されている「訳ありりんご」
「ふるさとチョイス」に掲載されている雹害りんご
「ふるさとチョイス」に掲載されている雹害りんご
「ふるさとチョイス」に掲載されている雹害りんご
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