天童中部地域を対象に、地震災害を想定した天童市総合防災訓練が実施されました。訓練には市民に始まり市職員、消防団、警察、自衛隊のほか、建設業や高校生のボランティアおよそ500名が参加しました。会場の老野森グラウンドでは、各町内会から徒歩で避難してくる訓練に始まり、避難所開設訓練、炊き出し訓練、火災防御訓練等を行い、自助・共助・公助の連携を確認しました。
訓練の最後、防災対策本部長を務めた山本信治(やまもと しんじ)天童市長からは、講評として次のような話がありました。
来年2020年(令和2年)の防災訓練は、天童市西部の寺津地域を会場に行われる予定です。
天童中部地区の各町内会や消防団など500人超が参加
災害ボランティアセンター設置訓練には天童高校の学生が参加
ホワイトボードには、時系列で状況が書き記されていました
訓練の終盤には、反省点や感想を情報共有しました
訓練の終盤には、反省点や感想を情報共有しました
警察と消防が連携して行われた救出救助訓練
はしご車で建物の屋上に向かう消防隊員
はしご車で屋上に向かう消防隊員
屋上に避難した人たちを救助する消防隊員
建物屋上からの垂直降下訓練
5階建て相当からの垂直降下を披露
段ボールベッドの展示
段ボールベッドは軽くて大量に運ぶことができ、災害時に非常に有効です
放水訓練に臨む消防団員
放水訓練でポンプの出力を調整する消防団員
ローリングストック法を紹介するイオンのブース
天童市はイオンと平成27年6月19日「災害時等における救援活動の協力に関する協定」を締結
災害用伝言ダイヤル(171)の通話訓練
災害用伝言ダイヤルの専用機
体育館での避難所開設訓練
協定を締結している宮城県多賀城市と茨城県土浦市からも職員が参加しました
天童市上下水道事業所の給水車
給水袋は背負えるようなつくりになっています
協定に基づき初めて参加したコンクリートポンプ車(圧送車)
東海林建設のモンテディオ山形仕様コンクリートミキサー車
災害時にこういう車ががんばってる姿を見ると、子どもたちも癒されるかも
自衛隊の軽装甲機動車
災害により路上に支障物が多くなった際には、オートバイが有効です
山形県警の救助工作車
エンジンカッターやファイバースコープなど、たくさんの工具が備え付けられています
天童市消防本部では、3隊の救急隊が配置されています
天童市の総合防災訓練が6日、老野森運動広場を主会場に行われ、約500人が参加した。
村山地域を進言とするマグニチュード(M)7.8の地震で震度6強を記録したとの想定。天童中部公民館を情報の収集・発信の拠点とし、自主防災会が初期消火、応急救護、搬送、炊き出しを行った。
市が生コンクリート関連2団体と結んだ災害応援協定を踏まえ、両団体の特殊車両を使った火災延焼阻止訓練を初めて実施。参加者は煙体験や防災グッズなど五つのコーナーを回る防災スタンプラリーに取り組んだ。
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