令和2年度のさくらんぼシーズンを前に、山形県天童市がふるさと納税結団式を2月21日に開催しました。会合には返礼品の取扱事業所が参加し、令和2年度の取組みや他自治体の動向などが説明されました。
市職員から事務説明や事例紹介が行われました
2020年度のふるさと納税の寄付者獲得に向け、天童市は21日、天童中部公民館で結団式を行った。3月の受付を前倒しして既にスタートしており、天童ブランドを地道に発信することを申し合わせた。
返礼品の提供業者ら約40人が出席。新関茂副市長は「先人が残した農畜産物や工芸品に磨きを掛けPRに務めよう」と呼び掛けた。市担当者がある自治体のエピソードを紹介。黒毛和牛のお得感を出すため品質を下げ、検品なしで発送を続けたところ、会員制交流サイト(SNS)で炎上し「脂身町」とあだ名される事態に。「風評は事業者のみならずまち全体のイメージにつながる」ことを教訓として伝えた。
今後の取り組みとして、寄付実績のある人に対しパンフレットを送付したり、新聞やモンテディオ山形戦でPRしたりする計画を示した。
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