天童市は、日本郵便と包括連携協定を2020年3月5日に締結しました。これは日本郵便の「日本郵政グループCSR基本方針」に基づくもので、「地域社会における課題や要請を理解し、最良のサービスを提供することで、地域社会との持続的な共生に努め」るものです。天童市と日本郵便は、すでに災害時の援助協力や高齢者の見守り活動などで協定を締結していますが、今回はこれらを含める形で新たに手を取り合うものです。
天童市と日本郵便は5日、郵便局のネットワークを活用した住民サービスの向上に関する包括連携協定を結んだ。
主な内容は▽安全・安心な暮らしの実現▽結婚と子育て支援▽地域経済活性化―など。郵便局での結婚・子育て関連情報の発信や支援、東京・丸の内の商業施設「KITTE」での物産展開催支援などを想定する。両者は災害時の援助協力や高齢者の見守り活動、不法投棄や道路損傷の情報提供で協定を結んでおり、今回はこれらを包含している。
市役所での締結式で、山本信治市長は「地域住民との接点が多い郵便局と協働のまちづくりができることは心強い」、古屋正昭日本郵便東北支社長は「さまざまな分野でさらに連携を深め、強固なものにしていきたい」とそれぞれあいさつした。
日本郵便は各自治体と同様の協定締結を行っており、県内で27例目。
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