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天童のニュース(令和2年11月21日) (最終更新:2020年11月22日)

2020年11月22日(日) 天童市長選、現職の山本信治氏が無投票で4選

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 任期満了に伴う天童市長選が11月22日に告示されましたが、午後5時までに立候補を届け出たのは現職の山本信治(やまもと しんじ)氏ただ1人で、無投票での4選を果たしました。任期は、2020年(令和2年)12月26日から2024年(令和6年)12月25日までです。

天童市長選 山本氏 無投票4選

 任期満了に伴う天童市長選は22日に告示され、現職の山本信治氏(73)=東本町1丁目=以外に届け出はなく、無投票で山本氏の4選が決まった。

 山本氏は午後5時に遊説から事務所に戻った。遠藤利明衆院議員、市区選出の森谷仙一郎、矢吹栄修亮県議、近隣市町村長、支援市議、後援会役員ら約100人と万歳三唱し「新型コロナウイルス禍という経験のない状況の中、これからが大変だが、天童市はまだ力を発揮できる。皆さんと知恵を出し合い、一体となって政策を進めていきたい」と抱負を語った。

 山本氏は会社社長を経て2008年に新人同士の一騎打ちを制して初当選。12年、16年は無投票で当選した。今回は自民党県連と公明党県本部の他、400超の企業・団体から推薦を得た。

(山形新聞2020年11月23日 第1面より)

スマートIC、経済の核 モンテ新スタジアムに意欲

天童市長選当選 山本氏に聞く

 任期満了に伴う天童市長選は22日、現職の山本信治氏(73)=東本町1丁目=が無投票で4選を果たした。新型コロナウイルス禍での市政のかじ取りについて、山本氏は東北中央自動車道・天童南スマートインターチェンジ(IC)や山口西工業団地を生かすとともに、サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム誘致に強い意欲を示し「未来への夢を描ける天童にしたい」と決意を語った。

新型コロナ感染拡大や、頻発する自然災害にどう対応する考えか。
「新型コロナによる市民生活、経済活動のダメージをどう回復させるかは難しい課題だ。特に温泉周辺の飲食店などは(経営が)厳しいとの声が耳に入る。適切な支援は国だけの施策では行き届かない。自治体に制度設計などを任せてもらえれば実現できるものもある。7月末の豪雨では750人近い市民が避難した。高齢者も多く、迅速に避難できる安全な町づくりは、喫緊の課題として(計画的な公民館改築などに)取り組みたい」
コロナ禍では感染防止と経済対策の両立が重要になる
「天童南スマートICを生かし、周辺地域の活性化を進めたい。モンテディオ山形の新スタジアムは何としても誘致し、スタジアムを核とした町づくりに積極的に関わりたい」
人口減少など社会情勢の変化への対応も求められる
「人口が減る中で、外から来てもらうしかない。そのためには天童そのものの魅力を発信していかなければならない。子育て支援も、働く場所も、総合的な視点が必要であり、自治体間の競争ではほかに負けない特長が欠かせない。来年度は新しい子育て支援の政策をつくっていく。コロナ禍の中でも夢を描ける市にしたい」
市長選の3連続無投票をどう受け止めているか。
「市民の選択肢がなかった事実を自分自身でしっかり受け止め、初心に帰ることが大事だと思う。慣れることなく、謙虚さを持たなければならない。(一騎打ちだった)最初の選挙は僅差でどちらに転んでもおかしくなかった。このことを思い返し、誠心誠意、公平公正に市政運営を進めていきたい」

知事選は大内氏支援

 山本信治天童市長は22日、次期知事選で元県議大内理加氏=自民推薦=を支援する姿勢を明らかにした。

 山本市長は同日、市長選の無投票当選決定後、事務所で報道陣の質問に答え、「自公の支えで1回目の市長選に勝てた。その支えは12年間続いており、恩がある。今回は自公から大内氏を支えてほしいとの声が出ており、今までの経過を考えて判断した」と述べた。

(山形新聞2020年11月23日 第2面より)
(関連ページ)
■天童のニュース:天童市長選
http://www.ikechang.com/news/elect-mayor.html

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