新型コロナウイルス感染症が山形県内でも拡大していることを受けて、山形市で毎年1月10日に開催されている「山形初市」の中止が、急遽、12月23日に決定しました。これを受けて、天童中部小学校で毎年12月29日に開催されている「天童歳の市(つめのいち)」と1月15日に開催されている「天童初市」の中止が決まりました。
天童歳の市と初市の中止を告知する看板[撮影:2020年12月26日]
山形商工会議所は23日、来年1月10日に予定していた山形市の伝統行事・初市の開催中止を決めた。露店数を半分以下にするといった、新型コロナウイルスの感染対策を徹底した上で開催する予定だったが、全国、県内での感染再拡大を受けて判断した。中止は戦後初という。
23日、正副会頭会議を開いて決定し、臨時議員総会で報告した。矢野秀弥会頭は「国がGoToトラベルの全国一時停止を決めた1月11日までの期間内でもあり、保健所など関係機関に相談して検討してきた。すでに準備をしている事業者もいるため、代替事業を検討したい」と話した。
天童商工会議所は23日、新型コロナの影響で年末恒例の「歳(つめ)の市」(12月29日)と、新年の「初市」(1月15日)の中止を決定した。
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