天童桜まつり実行委員会が1月27日(水)天童市市民文化会館で開かれ、山形県天童市の春の風物詩・天童桜まつり「人間将棋」の開催について協議しました。昨年は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、東日本大震災が起きた2011年に続き2度目の中止になりました。今年も新型コロナの状況を見極め、2月中に開催の可否を決定することが確認されました。
また、人間将棋を開催することになった場合、山形県が定めるコロナ禍のイベント開催基本方針に基づくと観客数は最大600名になることから、観覧希望者は事前に申込をし、当選した方だけが観覧できるようになります。
天童桜まつりのうち、「天童花駒おどりフェスティバル」「しだれ桜の夕べ」の2つは既に中止が決まっていますが、「しだれ桜ライトアップ」「舞鶴山のぼんぼり点灯」「子ども将棋大会」は開催予定です。
天童桜まつり実行委員会が27日、市民文化会館で開かれ、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた2021年度桜まつり(4月4日~5月5日)の開催方針案が示された。メインイベントとなる人間将棋(4月17、18日)は国内の感染状況などを総合的に判断して、2月中に開催可否を決めることで了承した。
委員ら約30人が出席。市観光物産協会や天童商工会議所などでつくる事務局の提案を受けた。期間中、しだれ桜ライトアップや舞鶴山のぼんぼり点灯、子ども将棋大会などは実施予定だが、「天童花駒おどりフェスティバル」「しだれ桜の夕べ」は中止とする。新型コロナの影響で昨年中止とした人間将棋は、実施する場合、県のイベント開催基本方針に沿って観覧者数を最大600人とし、事前申込制にして会場の出入りを制限する。
伊藤彰実行委員長は冒頭のあいさつで、「一大イベントをどのようにしたら開催できるかを考えつつ、できない場合も頭に入れて決めていきたい」と述べ、最終判断の難しさについて言及した。
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