新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて2年連続中止になった「人間将棋」の代替イベントとして、天童市観光情報センターで歴代の人間将棋ポスターや実際に使われる甲冑が展示されています。4月1日から始まったこのイベントでは、昭和から平成へ変わるとともにポスターの制作技術が向上してることや当時の世相、昔は城壁や甲冑がなかったことなどを知ることができ、見方によってとても興味深い内容になってます。
天童市観光情報センターで人間将棋の甲冑と歴代ポスターの展示が開始
将棋盤には桜の花びらが散らされています
パルテの通路には、歴代の人間将棋ポスターが展示
展示されている中で最も古いものは、今から40年前の昭和56年のポスターです
「平成」に入ると、パソコンで加工されたポスターが多くなってきます
平成8年度(左)と平成12年度(右)の人間将棋ポスター
平成22年度(左)と平成29年度(右)の人間将棋ポスター
昭和62年度(左)と平成元年度(右)の人間将棋ポスター
昭和56年度(左)と昭和57年度(右)の人間将棋ポスター
天童市観光情報センターで、天童桜まつりのメインイベント「人間将棋」をイメージした装飾が行われている。新型コロナウイルス感染症の拡大で今年も中止となり、同センターが「雰囲気だけでも」と甲冑に出番を与えて展示した。
甲冑姿の武者を駒に見立てた人間将棋は、舞鶴山で行われる同市の春の風物詩。しかし昨年に続いて開催できなかった。センターは4日から桜まつりのスタートに合わせて、実際に使われる王将用の甲冑2体と駒を相対に置き、中央に将棋盤を挟んだ。昭和50年代からの歴代ポスターなども紹介している。
市観光情報センターの担当者は「中止になって残念だが、せめて雰囲気だけでも感じ取ってほしい」と話している。5月5日まで設置される。
前の日へ... | 今月の見出しへ... | 次の日へ... |