山形市がまん延防止等重点措置の対象区域に指定されてから、すぐ北となりの天童市でも人の移動が極端に少なくなり、飲食店等を中心に経済的な打撃を受けています。影響を受けていることに変わりはないのに、山形市では給付金が受け取れて、天童市を含む隣接地域には何も出ないということから、まん延防止等重点措置の区域に追加指定してくれるよう、天童市は山形県に対して要望書を提出しました。
天童市は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け県に対し、まん延防止等重点措置の対象区域に同市を追加するよう求める要望書を提出した。
同市では9日連続で感染が確認されており、要望書では直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が2日現在、74.19人に上ると説明。重点措置が適用された当時の山形市と同等程度の感染状況になっており、さらなる感染抑制措置が急務と強調した。
この日は新関茂天童市副市長らが県庁を訪れ、奥山賢防災くらし安心部長に要望書を手渡した。新関副市長は「山形市と生活圏が重なっており、天童市も同様に対策を講じなければならない。一日も早く重点措置の適用をお願いしたい」と訴え、奥山部長は「感染状況やさまざまな指標を考慮しながら考えていきたい」と述べた。
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