天童市は、燃料費高騰の対策として、ガソリン・軽油・灯油専用のプレミアム付き商品券の発行を議会に提案することにしました。
天童市は7日、物価高騰を受けたし独自の経済対策として、市民の燃料費を支援するプレミアム付き商品券発行などを行う方針を示した。9日開催予定の市議会臨時会に関連予算案を提出する。
7日の市議会全員協議会で説明した。原油価格の高騰対策として、市内のガソリンスタンドや燃料店で使用できるガソリン・軽油・灯油専用プレミアム付き商品券を発行する。額面1万円分を5千円で販売。希望する全市民が購入できるように準備する。
生活支援対策では、全てのひとり親世帯や所得の少ない住民税非課税世帯に対し、児童1人当たり5万円を給付する。
事業者支援では、光熱費などの掛かり増し経費に対する負担を軽減する。市内の障害福祉サービス事業所や高齢者施設、子育て関連施設を対象に、定員に応じて5万~100万円ほどを交付する。
肥料価格の高騰にも対応。化学肥料の2割低減を行う農業者に対し、国70%、県15%の支援制度に、市単独でさらに15%分を上乗せする。
総事業費は約4億8700万円で、国の電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金を活用する。
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