日本将棋連盟山形県支部連合会の副会長や天童支部の副支部長を務め、11月30日に亡くなられた花輪正明(はなわ まさあき)さんに、天童市から感謝状が贈呈されました。花輪さんは、天童市内で行われる各種将棋大会や天童桜まつり人間将棋の運営などを務めてきた方です。
天童市は4日、日本将棋連盟の県支部連合会副会長や天童支部副支部長などを務め、先月30日に69歳で亡くなった花輪正明さん=同市下荻野戸=に感謝状を贈った。長年にわたり将棋文化の普及・発展に貢献した功績をたたえ、同日営まれた葬儀の前に遺族に手渡した。
同市のファミリー斎場天童で行われた贈呈式には、遺族をはじめ市や将棋の関係者約20人が出席。山本信治市長が「各種大会や春の人間将棋を中止になり支え、将棋のまち天童のために頑張ってくれたことに感謝する」と述べ、喪主の妻真美さん(63)に手渡した。真美さんは「皆さんからの心遣いに感謝する。天童市からのプロ棋士輩出は夫の夢だった。実現に向け頑張ってほしい」と話した。
花輪さんは、5年ぶり21度目の団体戦優勝を果たした2019年の第63回東北六県将棋大会(山形新聞社など東北の5新聞社主催)などで、本県チームの監督を務めたほか、県将棋アマ名人戦、東北六県将棋大会などで本市の観戦記を執筆した。
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