モンテディオ山形の新スタジアム建設計画について、建設場所は天童市の山形県総合運動公園特設駐車場にすることが3月にに決まりましたが、その後の具体的な動きが見えないまま半年以上が過ぎました。天童市は、スタジアム建設計画の現状を市議会に対して報告しました。
サッカーJ2・モンテディオ山形の本拠地を想定した新スタジアムについて、建設予定地の天童市は23日、市議会全員協議会で現状を報告した。県と市、株式会社モンテディオ山形の課題解決に向けた合意形成に時間がかかっており、現時点で、スタジアムの所有者や建設資金の調達方法などは決まっていない。
市によると、今年3月に建設予定地が県総合運動公園南側の特設駐車に決まり、6月から3者が担当者レベルでの情報交換を定期的に行っている。現在はモンテディオ山形が作成している詳細な整備計画の提出を県と市が待っている状況で、同計画が提出され次第、3者が具体的な話し合いに入る予定という。
市議からは「2025年の供用開始と言っているが間に合うのか」「モンテは県のチームであり、新スタジアムは県全体のもの。事業主体や所有は県になると思っていたが、違うのか」などの質問が出された。市側は「少なくとも設計に半年から1年、建設工事に1年半から2年程度は必要と考えている」「県やモンテにもそれぞれ考え方があり、考えが一つにまとまっていない」と答えた。
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