冬はスキー場として、夏はキャンプ場として親しまれている天童高原にある食堂が、現地で栽培された蕎麦(そば)をウリにした通年営業の食堂に生まれ変わりました。天童高原地域交流センターのなかにある食堂はこれまでスキーシーズンのみ営業してきましたが、通年での収入確保を目的に、「そば処天童高原」として営業を再開しています。
「そば処天童高原」は天童高原地域交流センターにあります
天童市の天童高原地域交流センターにある食堂が、「そば処天童高原(そばどころ てんどうこうげん)」として通年営業を始めた。これまではスキーシーズン(12~3月)のみの営業だったが、休業していた4~10月(11月は新そばまつりで営業)もそばをメインに昼食を提供する。
NPO天童高原(緑三郎理事長)が指定管理者として運営しており、通年営業は夏場の収入確保などを目的に本年度から始めた。
天童高原では異品種との交配を避けるために標高600メートルの環境で「でわかおり」を栽培し、毎年11月に新そばまつりを開催している。そば処では、まつりで提供するのと同じ十割そばを毎日手打ちして提供する。価格は板そば(200グラム)が千円、天ぷら付きが1500円。
板そばのほかに、しょうゆラーメン(750円)、山菜うどん(800円)、カレーライス(700円)なども扱っており、土・日曜限定でカツ丼(850円)、ソースカツ丼(750円)も提供する。
同NPOは天童高原でキャンプ場も運営。同センター食堂の通年営業に伴い、キャンプ場の休憩スペースで提供してきた麺類の提供は終了した。ソフトクリームや唐揚げなどの軽食類は引き続き販売する。
そば処の営業時間は午前10時~午後3時。火・水曜が定休。問い合わせはNPO天童高原023(657)3628。
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