サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム建設について、建設と完成後の運営を行う企業体が5月31日付で設立されたことが明らかになりました。企業体の名称は「株式会社モンテディオフットボールパーク」で、株式会社モンテディオ山形のほか、株式会社JTB、NECキャピタルソリューション株式会社、Sol Levante Sports株式会社の4社が共同出資し、本社を山形市の「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」に置いています。
サッカーJ2・モンテディオ山形の本拠地として建設を目指す新スタジアムについて、クラブを運営する株式会社モンテディオ山形が、旅行業のJTB(東京)などと共同出資し、スタジアムの建設と運営事業を担う新会社を設立したことが1日、関係者の話で分かった。自治体主導ではなく、民設民営のスタジアムとする。完成後の所有者は株式会社モンテディオ山形か新会社となる見込み。
共同出資するのはJTB以外に、リース・金融事業のNECキャピタルソリューション(東京)、スタジアム運営のコンサルティングを行う「Sol Levante Sports(ソル・レバンテ スポーツ)」(同)。新スタジアムについて株式会社モンテディオ山形は、多くのサポーターを呼び込むだけでなく観光周遊の拠点とし、試合のない日も人が訪れる施設を目指している。ノウハウを持つ複数分野の企業と組むことでこれらの実現を目指すととみられる。また建設事業費が約120億円かかる見込みと既に明らかにしており、大型の資金調達と収益化を目指す狙いもある。
新会社は株式会社で名称は「モンテディオフットボールパーク」。5月31日に設立された。本社は山形市に置き、株式会社モンテディオ山形の相田健太郎社長が代表を務める。資本金は4500万円。近く発表するとみられる。
新スタジアムは昨年10月の発表によると、2025年春の着工、27年7月の完成を目指し整備事業を進めていく方針。球技専用で、収容人数は1万5千人規模を想定している。建設予定地は天童市の県総合運動公園南側の特設駐車場。
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