サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム建設計画について、当初、天童市では減ってしまう台数分の用地を別途確保する予定でしたが、特設駐車場の東側にある県有地や近隣の民間企業の駐車場を借りることで検討していることが明らかになりました。東側の県有地はもともと総合運動公園の駐車場なのですが、開放されておらず、以前は芝の養生をしたり冬期に雪捨て場にしたりする場所として活用されていました。
東側の県有地について、どの程度の大きさを駐車場としてあらためて整備するのかはまだ分かりませんが、区画全体を借りられるとすれば、新スタジアム建設によって無くなってしまう分以上の規模になるように見えます(下の写真で赤色に塗ってある部分が、検討されている県有地です)。
新スタジアム建設の代替駐車場として検討されている場所(地理院地図で作成)
天童市は6日、同市の県総合運動公園南側の特設駐車場に予定されるJ2・モンテディオ山形の新スタジアム整備に伴い、代わりの駐車場として、近くの県有地などを借りる方向で検討していると明らかにした。市議会6月定例会の一般質問で結城洋史市民部長が答えた。
当初、市単独で別に土地を購入して代替地を確保する考えだったが、過大な負担となるため件に相談したという。このほか、同公園周辺の企業や市施設の駐車場も有効活用する考えで、結城部長は「周辺企業からは、モンテの試合がある日の使用について快諾を得ている。運動公園利用者に不便をかけずにしていきたい」と述べた。
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