天童市北東部の山口地区でクマの目撃情報が相次いでいることから、天童市は緊急対策会議を7月22日に開催しました。天童警察署や猟友会など関係団体と情報交換して今後の対応を確認したほか、出没が懸念される地域の小中学生に対してクマ鈴を配布することが報告されました。
天童市山口地区で、先月28日から今月18日にかけて、クマの目撃情報が市に計9件寄せられている。モモやサクランボなどの農作物の食害も確認されており、市は22日、緊急対策会議を同市民文化会館で開いた。今後、出没の恐れがある集落などで児童生徒を対象にクマよけの鈴を配布することなどを確認した。
市や天童署、県猟友会天童支部、同市防犯協会、小中学校などから約30人が出席。山口小近くなどで目撃情報が相次いでおり、今月13~18日の6日間は連日、確認されている。市は同署などと連携し、登下校時の警戒活動を強化し、農作物被害が出ている現場付近では箱わなを設置している。今後、市が箱わなを増設することなども確認した。
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