天童南駅から徒歩○分のところに、モンテディオ山形の新しいユース寮が7月28日に完成しました。事業費はおよそ4億円で、整備した山形市の太平堂不動産から、ユースチームを運営する山形県スポーツ山形21世紀協会が賃貸します。
サッカーJ2・モンテディオ山形の下部組織・ユースの選手がクラス新たな寮が天童市芳賀タウン北6丁目に完成し28日、現地で引き渡し式が行われた。選手の部屋は全て個室とするなど若手の住環境を整えた。
軽量鉄骨造り2階建てで延べ床面積は約720平方メートル。選手の部屋として29の個室を用意した他、広々とした食堂や浴場、人工芝テラスなどを設けた。立地はJR天童南駅の北側で、多くのユース選手が在学する提携校の山形城北高(山形市)に電車通学しやすいよう配慮した。
太平堂不動産(同市)が約4億円で整備し、下部組織を運営する県スポーツ振興21世紀協会が賃貸する。約20人の選手は8月中旬に入居し、スタッフが交代で管理に当たる。
引き渡し式では関係者がテープカットした。天童市内の空き社員寮を借りていた従来の寮は2~3人部屋で、ユースの小浜楽歩(らゆむ)主将(17)は「個室だと勉強に集中でき、親への電話もしやすい。広い風呂でリラックスできそう」と喜んだ。株式会社モンテディオ山形の相田健太郎社長は「才能ある若者を受け入れる上で、施設の充実は間違いなくポジティブに働く」と期待した。
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