6月17日(火)に発生した山形新幹線E8系の車両トラブルについて、故障した5編成のうちの1編成が8月9日に現場復帰することが明らかになりました。これで、臨時列車の運行本数が増えることになりますが、まだ完全な状態ではありません。残りの4編成の現場復帰は未定です。
大規模運休が続いた山形新幹線つばさ新型車両「E8系」の故障トラブルで、不具合が見つかった5編成のうち1編成について、修理などが完了したため運行に復帰させることが8日、JR東日本への取材で分かった。この編成の運行復帰に伴い、JR東は今月16~31日まで、上下13本の臨時列車を追加運行する。残りのE8系4編成の復帰時期は未定。
JR東によると、復帰するのは車両基地で故障が見つかった1編成で、16日から運行する。つばさは現在、不具合のないE8系と従来型のE3系で運行している。不具合のあった5編成が営業運転に投入できず、今月の臨時列車はトラブル発生以前に計画していた上下191本に対し、半分以下の88本にとどまっている。
今回の1編成の復帰で、今月16~31日に上り11本、下り2本が追加され、101本に増加する。週末やお盆のUターン期に一日1、2本を増やし、混雑緩和と利用促進を図る。指定席券は9日午前5時から販売する。
つばさのお盆期間(8~17日)の指定席予約席状況(先月31日現在)は約6万席で、前年比73%となっている。
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