元日明けのきょう、天童市内の各商店では恒例の初売りがおこなわれました。郊外の大型店など、1月1日に初売りがおこなわれるお店も最近は増えてきました。でも、お店の人たちも、ホントは正月ぐらいゆっくり過ごしたいのではないでしょうか? (^^; JR天童駅の前にある宝飾屋さんでは、午前8時過ぎなのに200メートル近い行列ができていました。正月におこなわれる毎年恒例のイベントとはいえ、お店の人たちも寒いなか開店を待つお客さんたちも、たいへんお疲れさまです。
でも、こんないつもとおんなじ風景をながめられるのも、電力会社をはじめとしたたくさんの人たちがコンピュータ西暦2000年問題にうまく対応してきたからではないでしょうか? そんな風に考えると「みなさん、ありがとう」という感謝の気持ちもあらわれてきました。
コンピュータ西暦2000年問題に対応するため、市役所や電力会社、通信会社など数多くの会社で職場待機がおこなわれました。天童市では、消防署にある自動気象観測装置の日付が1900年と表示されたそうですが、停電や断水といった生活に支障が出るようなトラブルは起きませんでした。
ただ1つだけ問題があったとすれば、午後11時50分ごろから携帯電話がつながりにくくなりました。しかしこれは、大勢の人たちが電話をかけたからというわけではなく、携帯電話会社の「NTTドコモ」が通話規制をおこなったためのようです。わたしの使っている携帯電話は結構古いモノなので、自分の携帯電話に「しばらくお待ちください」と表示されたときには「えっ? わたしの携帯電話って西暦2000年に対応してないの?」とパニくってしまいました (^^;;;
1月1日はとりあえず無事に乗り切りましたが、本当のトラブルが起きるとすれば、ほとんどの会社で仕事が始まる1月4日以降ではないかと思われます。しかも、今年は400年に1回というとても例外的なうるう年にあたっているため、うるう日の2月29日、そして西暦2000年の366日目にあたる12月31日も要注意日だと言われています。