バレーボールV1リーグで既に優勝を決めている「東北パイオニア」は、武田製薬に3−0で勝利して今期全勝優勝を飾りました。V1リーグ優勝を決めたことから、千葉県浦安市運動公園総合体育館で3月11日(土)、3月12日(日)にVリーグ10位の「日立佐和」と入れ替え戦を戦います。入れ替え戦で東北パイオニアが2勝すればVリーグに昇格、1勝1敗であればセット率、得点率の順番で優劣を決定し入れ替えするかどうかが決められます。
サッカーのJ1リーグは、テレビ朝日の「ニュースステーション」などで全国的に報道されますが、バレーボールについてはVリーグの結果ついてしか報道されません。ぜひVリーグに昇格して、東北パイオニアの名前を全国に知らしめて欲しいと思います。
- (関連ページ)
- ■「東北パイオニア バレーボールチーム」
- http://www.pioneer.co.jp/topec/sports/vb.html
先日、移転増築を断念した天童市立天童病院について、病床数を現在の70床のままにした新しい整備計画(案)が市議会の全員協議会に報告されました。それによると、入院部屋の患者数を6人から4人に減らしたりバリアフリー化をして、これまで以上に便利な病院を目指すようです。さらに、見舞いに来た人たちのための休憩室や相談室を設けて、入院患者当人に対してだけではなく家族や地域の人たちにとってもより便利になります。診療科目については、ベッド数を増やさなくても済む人工透析や人間ドックなどの分野を新たに設置して、公立病院としての機能アップを図ります。
ただし今回の整備計画(案)はホントにまだ出来立てホヤホヤのモノなので、今後、地元の医師会や議会とも協議を重ねて練り直されることになると思われます。
- (関連ページ)
- ■「バリアフリーとは..」
- http://www.city.chita.aichi.jp/hukusi/hukusi/hitomati/bar-free.htm
民間企業でも地方自治体でも、最近「国際環境規格 ISO14001」の取得が相次いでいます。天童市でもこの動きを受けて環境基本条例(案)を3月議会に提出することになりました。環境基本条例(案)では、市民の健康を守るために行政と民間が協力して「社会」「生活」「自然」「文化」「地球」の5つの環境を守るとしています。また、具体的な行動計画となる環境基本計画を策定するために、有識者10人で環境審議会を組織することになるようです。
街を歩いていると、車の窓からタバコの吸いガラをポイッと捨てる人をよく見かけます。こういうのは条例うんぬん以前にモラルの問題ですよね? 1人1人が身近なところから取り組まなければならないこともたくさんあるように思います。環境基本条例(案)では環境についての教育を進めることもうたっていますので、条例の制定がこういったモラル改善のきっかけになればいいですね。
全日空が運行している山形−東京便は、現在1日1往復しか運行されていません。山形県では7月から複数便化してくれるよう全日空にお願いしていますが、全日空では4月以降の利用状況を見てから複数便化するかどうか考えたいと返答しているそうです。
新滑走路が供用されるのに伴って、羽田空港では今年の7月から1日あたり31便分、発着数が増便されます。山形県ではこれをチャンスと考えて、山形−東京便の複数便化を目指しています。発着枠の拡大に伴って増便する場合、運輸省に4月末まで申請しなければならないそうで、そのために山形県では全日空と何度も交渉を重ねてきました。しかし、全日空としては、
- 山形−東京便は山形新幹線と競合している
- 4月から運賃を値上げする
という点を指摘し、申請期日となる4月末までの1ヶ月間だけでは複数便化の判断材料としては乏しいと主張しているようです。
天童市は、2002年に日韓共同でおこなわれるサッカーワールドカップの公認ベースキャンプ地へ立候補をしています。これまでは立候補を宣言していただけでしたが、4月以降には実行委員会を設立して本格的な招致運動を展開するようです。ワールドカップ日本組織委員会(JAWOC)では、今年(2000年)の12月までに公認キャンプ地に立候補している全国84団体の現地調査をおこない、来年(2001年)の12月までには公認キャンプ地を正式発表する予定です。
天童市の実行委員会は、おなじく4月に設立される山形県の実行委員会とともにパンフレットやPRビデオを作成してPR活動をおこないます。ワールドカップのベースキャンプ地になれば、「将棋のまち天童」が一躍全世界に紹介される絶好の機会になりますよね? それまでにはウチのサイトの英語版も充実させておかないと。
天童温泉の旅館・ホテルの1つ「出羽路会館」が来年の3月で閉館することになりました。出羽路会館は公立学校の共済組合宿泊所になっているためほかの旅館・ホテルよりも値段が安く、当初は多くの方々に利用されていました。しかし、長引く景気の低迷で観光客全体が少なくなり、他の旅館・ホテルが料金を下げてきていた近頃では以前ほどの利用客がなかったようです。
今後の出羽路会館については、今年の3月まではこれまでどおりの営業をし、4月から来年の3月までは日帰りの会合や素泊まり客のみを対象にして営業をするそうです。その後はほかの旅館に売却されるという話もありますが。