天童市西部の寺津地区（てらづ）で、天童市出身の名力士・源氏山綱五郎（げんじやまつなごろう）の銅像除幕式が12月15日（土）におこなわれました。除幕式には山形県が誇る幕内力士・琴ノ若関や佐渡ヶ獄親方が招待され、寺津沼そばに建てられた水郷寺津資料館のとなりで式典がおこなわれました。あいにくと雪が降りしきる中での式典となってしまいましたが、地区住民の募金をもとにつくられた銅像を前に、となりの中山町からも多くの人たちが詰めかけました。

　源氏山は江戸時代の相撲で活躍した力士で、横綱位がなかった当時で最高位の東大関までのぼりつめました。銅像はほぼ等身大でつくられ、伸長189センチメートル、体重131キログラムの風貌を目にすることができます。寺津地区には「天童最上川温泉ゆぴあ」ができたり寺津沼の改修で冬になると白鳥が飛来するようになりましたが、これでまた1つ名物ができたのではないでしょうか？　これらの資産を有効活用して、地域おこしに結びつけばと思います。

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▼寺津地区の地図

http://www.ikechang.com/map_d1.htm

　プロのバレーボール「第8回Ｖリーグ」で活躍している天童市のパイオニアレッドウィングスは富山県富山市総合体育館でシーガルズと対戦しましたが、セットカウント0対3で敗れてしました。今期初の黒星で通算成績は2勝1敗となり、開幕からの連勝はストップしてしまいました。次回は12月24日に群馬県太田市の太田市運動公園市民体育館でJTと対戦します。

パイオニアレッドウィングス 2勝1敗

28-30 14-25 22-25

シーガルズ 2勝0敗

　サッカーで思い返してみれば、モンテディオ山形はベガルタ仙台から勝利をもぎ取ることはできませんでしたが、ほかの優勝戦線チームからは着実に勝ち点を挙げていきました。パイオニアとシーガルズのあいだにも似たような関係があるようです。シーガルズは前季最下位とパイオニアからすれば格下の相手のはずなのですが、今回の敗戦で通算5連敗となってしまいました。久光製薬などの前季上位チームからは勝利しているのですから、ホントに不思議な関係です。

（関連ページ）

▼パイオニアレッドウィングス

http://www.pioneer.co.jp/topec/sports/sports.html

▼シーガルズ

http://www.feelgate.ne.jp/v-seagulls/

　山形自動車道では11月30日から天童市の玄関口となる山形北インターチェンジと山形市の玄関口となる山形蔵王インターチェンジでETC（ノンストップ料金収受システム）が稼働しましたが、ETCを利用できない車の進入が相次ぎ、逆に渋滞を引き起こすという事態が発生しています。

　首都圏ではどうか分かりませんが、このあたりではETCはほとんど普及しておらず、山形県内では11月末現在で118台の車しかETC機器を搭載していないそうです。ETCの利用台数は12月12日までで293台あったそうですが、誤って進入した車の数はこれを上回る709台で、1日あたり約50台の車が混雑を引き起こしています。ゲートの手前には「ETC専用　一般車進入禁止」という看板が立っているのですが、「こっちのゲートがすいてるからこっちへ進もう」と間違って進入してしまうのではないかと思われます。

　ETCの機器を車にセットするのには、だいたい3万円くらいかかります。ETCの利用者には利用料の割引制度がありますが、私も含めて盆と正月くらいにしか高速道路を利用しない人たちは3万円も出してまで機械を買おうとは思わないことでしょう。車を買うと同時についているような状況にならない限り、なかなかETCは普及しないのではないかと思います。

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▼山形自動車道、山形北ICで11月30日からETCが稼働（天童のニュース：平成13年11月・第3週）

http://www.ikechang.com/news/2001/ne0111j3.htm#011117

　サッカーJ2リーグで今季大活躍したモンテディオ山形を運営している「山形県スポーツ振興21世紀協会」は第8回臨時総会を開催し、モンテディオ山形の来季の運営費を8000万円ほど増額して4億6000万円程度にする方針を固めました。増額する8000万円のうち4000万円を県内4ヶ所にジュニアユースチームの設立などに充てて、のこり4000万円をモンテディオ山形の強化費に充てる計画です。

　この計画を実現させるためには各自治体からの補助金アップや会員収入のアップが不可欠です。どこもかしこも不景気でなにかと大変だと思いますが、個人会員になればホームゲームの入場券10枚分がプレゼントされます。会費の1万円を「チームのために払う」のではなく「子どもたちのために寄付する」という感覚で多くの人たちが会員になれれば、この計画は実現できると思います。

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▼モンテディオ山形

http://www.montedio.or.jp/

　現在、市議会定例会がおこなわれていますが、12月10日の一般質問では広域合併についての質問が出されました。天童市では広報誌「市報てんどう」で6月から10月まで月1回特集を組んで合併や広域行政について紹介してきました。しかし、市民からの反響は特になく、各地区で住民と市長が直接対話をおこなう地域懇談会でも話題に上らなかったそうです。

　天童市では2002年（平成14年）1月に市民を対象にしたアンケートを実施し、広域合併に対する住民の意識を把握することにしています。地域によって合併に対する意識が異なっていると以前から言われてきましたが、今回のアンケートによって客観的なデータが揃い、天童市の本当の実情が明らかになることでしょう。

（関連ページ）

▼山形市民、65%以上が合併推進を望む（天童のニュース：平成13年12月・第2週）

http://www.ikechang.com/news/2001/ne0112j2.htm#011207