山形県総合運動公園の、山形国際ジャズフェスティバルin天童「Jazz Meeting 2002」がおこなわれました。厳しい残暑のなか出演者も観客も汗だくでジャズに包まれた1日を過ごしました。暑さのためなのか長引く景気低迷のためなのか「去年よりもお客さんが少ないような...」と思っていましたが、午後5時を過ぎる頃から次第次第にお客さんが増え、あたりが薄暗くなる頃には観客席がビッシリと埋まりました。仕事が終わってから急いで駆けつけた、という方々が結構いらしたようです。今年で3回目の東京リーダーズ・ビッグバンドはやっぱり1番人気だったかも。みんなステージの周りに集まって盛り上がりました。
チャカ&佐藤達哉ファンクジャズバンド with Twin Guitars
ヴィレッジ・ビーバップ・クインテット featuring ビンセント・ハーリング
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小川もこさんと相沢栄さん |
ヴィレッジ・ビーバップ・クインテット featuring ビンセント・ハーリングは、2曲目には「上を向いて歩こう」を演奏。暑さも和らぎあたりが薄暗くなっていく時間帯にマッチして、とてもいい雰囲気が出ていました。 |
<出演順>
- 13:05 〜 三木俊雄 フロントページオーケストラ
- 14:20 〜 チャカ&佐藤達哉ファンクジャズバンド with Twin Guitars
- 15:15 〜 板橋文夫 ミックスダイナマイトトリオ+4
- 16:30 〜 ヴィレッジ・ビーバップ・クインテット featuring ビンセント・ハーリング
- 17:45 〜 東京リーダーズ・ビッグバンド
- 19:00 〜 ケイ赤城トリオ with 峰厚介&原朋直
司会は、昨年と同じく小川もこさんと相沢栄さんが務めました
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- (関連ページ)
- ■山形国際ジャズフェスティバルin天童
- http://www.y-ab.co.jp/jazzmeeting/
- ■小川もこ公式サイト
- http://djmoko.com/
山形県埋蔵文化センターが発掘調査を行っている高擶南遺跡(たかだま・みなみ)で、古墳時代前期の大規模な集落跡が発見されました。この遺跡は天童市南部の高擶地区の南側に広がる田園地帯の一角で発見されたもので、山形県が県警総合交通安全センター(仮称)を建設するために工事を始めたところ見つかったものです。5月8日から10月9日までの日程でおこなわれる発掘調査では、すでに12棟の縦穴住居跡が見つかっていて、「農業に適した自然条件に恵まれ、大きなムラが形成されたのではないか」と推測しているそうです。
遺跡からはツボやカメのほかに、特色のある炉や鉱滓(こうし/こうさい)が発見されたそうです。鉱滓(こうし/こうさい)というのは、金属を製錬の際に溶融した金属から分離して浮かび上がるカスのことで、このことから、この集落では金属製品を製造していたことが分かります。また、完成したものと未完成の管玉(くだたま)も出てきているので、管玉も作られていた可能性が高いようです。現地では近いうちに説明会がおこなわれますので、歴史に興味のある方はぜひ参加してみましょう。
- (関連ページ)
- ■高擶で古墳時代前期の集落跡が確認(天童のニュース:平成13年10月・第1週)
- http://www.ikechang.com/news/2001/ne0110j1.htm#011002
- ■財団法人山形県埋蔵文化財センター
- http://www.yamagatamaibun.or.jp/
天童市の北西に位置する河北町(かほくちょう)が、2002年9月中旬に合併に関する町民アンケートを行うことにしました。アンケートは町民21600人から地区や世代、性別を考慮して9月10日頃までに3000人に送付され、9月末日の締め切りで集計し、今年度中に結果を公表する予定です。質問項目は天童市や東根市(ひがしねし)でおこなわれたものとほぼ同じになるとみられることから、2市1町によって住民にどういう意識の差があるかを調査するのにも役立ちそうです。
天童市は合併せずに独自路線、東根市は天童市の結果も影響してか独自路線を進むことに変化しました。「クリーンピア共立」を組織し共同でゴミ処理を行うなど、河北町は天童市、東根市と深いお付き合いがありますので、どういう結果が出るのかとても興味津々です。
- (関連ページ)
- ■河北町
- http://www.town.kahoku.yamagata.jp/
存続の動向が注目されている山形−東京便について、全日空(ANA)は路線廃止届を国道交通省に提出しました。これにより、1964年(昭和39年)7月から運行が始まった山形−東京便は、2002年10月31日(木)をもって38年間の歴史に幕を下ろすことになりました。国土交通省ではほかの航空会社に対して山形−東京便を引き継がないか問い合わせることになりますが、1日1往復しかない発着枠のため、ほかに手を挙げる会社はないと見られています。小型機による運行についても、羽田空港では離島を結ぶ便以外に小型機の就航を認めておらず、現在研究されている新しい着陸ルートが実用化されるのは早くても2005年以降になるため、山形−東京便はこのまま凍結されてしまうようです。
- (関連ページ)
- ■全日空(ANA)
- http://www.ana.co.jp/
国土交通省山形工事事務所は、国道48号の関山トンネルに新しい融雪システムを今年中に導入することにしました。国土交通省東北地方整備局は1998年度から「新道路技術5カ年計画」で路面凍結と道路消雪についての新しい技術開発に取り組み、1999年度に「自然エネルギーを利用した消融雪施設の開発」として公募をおこないました。そしてその中から、東京の新日鉄が提案した内容が採用されました。
このシステムは、トンネル付近の岩盤に地下100メートルの穴を開け、そこにポンプを設置して約7度の地熱を路面まで運び、雪を融かそうというものです。試算によると、電熱線を利用したシステムに比べて維持管理費は34%程度で済み、二酸化炭素の排出量も40%程度のおさえることができるそうです。ただ、初期費用が割高になってしまうために、現在その点について新日鐵と打ち合わせをおこなっているそうです。
国道48号は天童市と仙台市をつなぐ重要な路線です。このシステムが完成すれば、これまでよりも安全に通行することができるようになりますね。
- (関連ページ)
- ■国土交通省山形工事事務所
- http://www.ym-mlit.go.jp/
天童市の西部・寺津地区にある市民保養施設「天童最上川温泉ゆぴあ」で、8月24日(土)に入浴者数が350万人を突破しました。350万人目の入浴客となった天童市五日町(いつかまち)の奥山弘次さんは1年間の無料入浴券と左馬(ひだりうま)の置き駒がプレゼントされました。また、350万人目以降の30名には、入浴回数券がプレゼントされました。1日あたり平均して約1900人が訪れているそうです。これからモモやリンゴの果物狩りのシーズンになりますので、その帰りにでも訪れてみてはいかがでしょうか?
- <「ゆぴあ」の入浴者数の推移>
- 250万人−平成13年(2001年)1月14日
- 200万人−平成12年(2000年)3月29日
- 150万人−平成11年(1999年)6月
- 100万人−平成10年(1998年)9月
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- (関連ページ)
- ■「ゆぴあ」入浴者が250万人を突破(天童のニュース:平成13年1月・第2週)
- http://www.ikechang.com/news/2001/ne0101j2.htm#010114