岩手県内を会場として開催されている第31回東北総体で、パイオニアレッドウィングスは8月29日の決勝戦で福島代表を3対0で破り、無傷での優勝を成し遂げました。今年はこれまでよりも1ヶ月早く11月3日にVリーグが開幕するため、今回の大会はリベロの加藤理絵(かとう・りえ)選手、2003年4月に加入した今野加奈子(こんの・かなこ)選手、2004年4月に加入した畦田若菜(うねた・わかな)選手以外は元現役とレンタル選手で構成されました。しかし、松本洋(まつもと・ひろし)監督(パイオニアレッドウィングス事務局長)は決勝戦を前に、「現役を離れた選手もいるが、キャリアがあり、個々の能力は決して劣らない」「ミスを出さず、粘り負けしなければ十分いける」とコメントしていました。
東北総体で優勝したパイオニアレッドウィングスは、9月11日から10月28日まで埼玉県内で開催される「彩の国まごころ国体」に出場します。このうち、バレーボール成年女子6人制は、行田市総合体育館「行田グリーンアリーナ」を会場に、10月24日(日)から10月27日(水)までの日程で開催されます。平日の開催となるため観戦に行くのは難しいかもしれませんが、国体の決勝戦レベルであればテレビで放送されるかもしれませんね。
<決勝戦の結果(8月29日)>
パイオニアレッドウィングス 3 |
25-21 25-21 25-19 |
福島 0 |
<予選リーグA組の結果(8月28日)>
パイオニアレッドウィングス 2 |
|
岩手 0 |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
- ■彩の国まごころ国体
- http://www.kokutai.jp/
山形県議会の6つの常任委員会が8月26日に開かれました。そのなかの建設常任委員会で、木村忠三(きむら・ちゅうぞう)委員がJR仙山線と仙台空港線について質問をおこないました。これに対し、横沢正昭・山形県土木部管理課交通企画室長は以下のように答弁しました。
「JR東日本に再三、相談してきたが、仙山線の乗り入れはほぼ間違いないとの心証を得ている。ただ山形からの乗り入れが実現したとしても、現在の仙山線のままでは高速バスより遅いため、仙台空港線への乗り入れと、仙山線のスピードアップをセットで実現しなければ意味がない。宮城県との間で仙山線の機能強化を一緒にやっていこうという話し合いを進めている」
JR仙山線の仙台空港への乗り入れが確実になってきた今、山形空港の存在意義がますます疑問視されることになるのではないかと懸念します。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:JR仙山線
- http://www.ikechang.com/news/news310.htm
Jリーグ2部のモンテディオ山形は、8月25日に埼玉県さいたま市の大宮公園サッカー場で大宮アルディージャと対戦しました。後半5分に根本亮助(ねもと・りょうすけ)選手が先制点を決めましたが、後半37分にコーナーキックからのセットプレイで同点に追い付かれ、結果1対1の引き分けとなりました。
モンテディオ山形 11勝11分け8敗 (勝ち点43→44) |
1-1 後半5分 / 根本亮助【山形】 後半37分 / 森田浩史【大宮】 |
大宮アルディージャ 13勝9分け8敗 (勝ち点47→48) |
観客数:4611人 |
次の第31節、モンテディオ山形は8月29日(日)に福岡県福岡市の東平尾公園博多の森球技場で、第2位のアビスパ福岡と対戦します。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:モンテディオ山形
- http://www.ikechang.com/news/montedio.html
- ■モンテディオ山形
- http://www.montedio.or.jp/
天童市と友好都市になっている中国・瓦房店市(がぼうてんし)の市政府幹部訪問団が、天童市役所を表敬訪問しました。瓦房店市は中国・朝鮮半島にほど近い大連市から北におよそ100キロメートルに位置する人口102万人の都市で、天童市内の食品加工会社「ミクロ」との繋がりから2002年5月27日に友好都市となりました。天童市と同じく、将棋によるまちおこしをおこなっている熊本県玉名市とは、1994年10月6日に友好都市となっています。
遠藤市長と握手を交わす蔡有彬・副書記長 |
遠藤市長と握手を交わす王徳龍・副市長 |
訪問団一行は、中国共産党瓦房店市委員会の蔡有彬・副書記長や瓦房店市の王徳龍・副市長など、政府関係者6名です。前日の8月24日夜に天童温泉「滝の湯ホテル」で歓迎会がおこなわれ、遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長や天童市国際交流協会の関係者、7月に瓦房店市を訪れた市民訪中団のみなさんなどが参加しました。
天童市役所を訪問したあと、訪問団一行は天童市農業協同組合や、友好都市へのきっかけとなった食品加工会社「ミクロ」を見学し、夜に仙台空港から北海道へ向かうそうです。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:国際交流(瓦房店)
- http://www.ikechang.com/news/news664.htm
陸羽西線高速化促進市町村連絡協議会と山形新幹線庄内延伸促進期成同盟会は、高橋和雄(たかはし・かずお)山形県知事に対して、山形新幹線庄内延伸の早期実現を要望しました。これに対して、山形県知事は以下のように回答し、山形新幹線の庄内地方延伸に意欲を示しました。
- 「2005年度の早い時期に結論を出し、決心をしたらスピードを上げてやりたい」
- 「子どもや高齢者の交通手段を考えると、域内を結ぶ高速鉄道網はぜひ必要だ。山形新幹線を庄内に延伸することで内陸と庄内の一体化にもつながる」
- 「山形新幹線機能強化検討委員会の詳細調査は来年度まで行われるが、来年度の早い時期に(事業化するかどうかの)結論を出したい」
山形新幹線の庄内延伸については、山形新幹線機能強化検討委員会が2002年に基礎調査をおこない、酒田までの延伸はメリットがあるものの、鶴岡まで延伸してもメリットはないと報告しています。そのため、鶴岡市を含む庄内南部7市町村は新潟〜酒田の羽越本線を高速化することを求め、陸羽西線高速化促進市町村連絡協議会には加盟していない状況にあります。
2005年1月には、任期満了にともなう山形県知事選がおこなわれます。この時期に山形新幹線の庄内延伸にのぞむ姿勢を示したことは、少なからず選挙対策という側面もあるのではないかと思えてしまいます。
<山形新幹線の庄内延伸を要望した団体>
陸羽西線高速化促進市町村連絡協議会 |
酒田市、遊佐町、八幡町、平田町、松山町、余目町、立川町、戸沢村の8市町で構成 (会長:阿部寿一・酒田市長) |
山形新幹線庄内延伸促進期成同盟会 |
庄内全域の商工団体などで構成 (会長:本山彌・鶴岡商工会議所会頭) |
- (関連ページ)
- ■山形新幹線、酒田市まで延伸すると325億円 (2002.12.21)
- http://www.ikechang.com/news/2002/ne0212j3.htm#021221
- ■天童のニュース:天童のニュース:山形新幹線(延伸効果)
- http://www.ikechang.com/news/news320.htm