2004年4月24日に「観光物産等の相互交流協定」を結んだ北海道網走市で、天童市が観光物産展を開催しました。これは、9月4日〜5日に開催された「第11回あばしり七福神まつり」に参加したもので、天童市観光物産協会と協力して出店しました。民芸品のほか、芋煮や玉こんにゃく、蕎麦(そば)など天童らしい物産品を販売したところ、山形県出身者など多くのお客さんに大変好評だったそうです。
天童から網走まで行くには、札幌空港(新千歳空港)を経由することになります。山形空港から発着する場合、移動にまるまる1日がかりとなってしまいますが、仙台空港を利用すれば、比較的スムーズに乗り継ぎすることができます。山形空港存続のためには山形発着の便を利用したほうがいいのですが、仙台発着のほうが早割り等の割引チケットも利用できますので、オススメかと思います。
玉こんにゃくはどこに行っても大人気です (写真協力:天童市観光物産協会) |
七福神に扮した人たちが宝船でやってきます (写真協力:天童市観光物産協会) |
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:観光物産交流
- http://www.ikechang.com/news/news980.htm
- ■「網走市・天童市観光物産等の相互交流協定調印式」の様子(人間将棋)
- http://www.ikechang.com/chess/rep0401.htm
アテネオリンピックに出場していたパイオニアレッドウィングスの吉原知子(よしはら・ともこ)選手と佐々木みき(ささき・みき)選手が、遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長に表敬訪問をおこないました。その後、山形県庁にも訪問し、日野雅夫(ひの・まさお)教育長と懇談したあと記者会見を開きました。
<吉原知子(よしはら・ともこ)選手のコメント>
- 皆さんの声援があったから(オリンピックという)大きな舞台に立てた。
- (1次リーグの)最初は持てる力を出し切れなかったが、準々決勝の中国線はチームのいい部分も出せた。
- 世界のバレーは進化している。日本も過去の栄光にとらわれず、どんどん前に進んでいく必要がある。
<佐々木みき(ささき・みき)選手のコメント>
- 開会式ですごく感動し、試合ではいつもと同じ気持ちで臨めなかった
- 精一杯やった結果。自分にとっていい経験になった。今後に活かしていきたい。
このあと、9月12日(日)には、パイオニアレッドウィングスのファンの集いがおこなわれます。おそらく、その際にも吉原選手と佐々木選手からのオリンピック報告がおこなわれると思います。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
- http://www.ikechang.com/news/pioneer.html
- ■パイオニアレッドウィングス
- http://www.pioneer.co.jp/topec/sports/sports.html
天童市立天童病院の移転新築問題について、天童市は、ベッド数を現在の70床から84床に増やして2008年(平成20年)に開業する計画であることを、9月2日までに市議会に説明しました。整備基本計画の主な内容は、以下のとおりです。
<天童病院の整備基本計画>
- 現在の病院を開設したまま、敷地内に新しい病院を建設し移転する。
- 2008年(平成20年)の開業を目指す。
- 診療科目は現在と同じ5つ(内科、外科、産婦人科、小児科、脳神経外科)。
- 病床が現在の70から84に増える。ただし、現在70ある一般病床を54に減らし、長期患者などに対応する療養病床を30新設する。
- 職員を現在の76名から87名に増員する(療養病床への対応のため?)
- 現在、市美術館の北側にある天童市保健センターを新しい病院の隣接地に移転整備し、健康管理センターとして総合的な医療・福祉拠点とする。
天童病院の移転新築に際しては、土地の買収や新病院の建築、医療機器の整備などを合わせるとおよそ39億円が必要となる見込みです。天童市は、その大半について公営企業債を使い財源を確保する計画です。
天童市は「さらに広く議会や市民の声を聞きながら、事業に反映させていきたい」とコメントしています。県立中央病院まで車で20分程度、民間の病院も市内に次々オープンしている現状で、果たして借金までして公立病院を建てる必要があるのか、という疑問を抱く市民も少なくないかもしれません。計画通りにことがスムーズに進むかどうかは、まだ不透明な状況です。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:行政の取組み(病院)
- http://www.ikechang.com/news/news680.htm