天童市の東部・山元地区に整備された市民墓地の開園式が現地で開催されました。天童市では世帯分離や転入などによって墓地を持たない世帯が増えたため、4年ほど前から市民墓地の整備が検討されてきました。そして、若松寺(じゃくしょうじ)のふもとにあたるおよそ1.7ヘクタールの土地を市が買い上げ、2004年5月から造成工事をおこなってきました。今回は、1期工事の229区画のうち112区画と東屋、トイレ、水屋、37台分の駐車場などが完成しました。
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第11回Vリーグ女子で準優勝となったパイオニアレッドウィングスが、3月23日(水)に天童温泉・滝の湯ホテルで報告会を開催しました。会場にはおよそ280人のファンと関係者が集まり、選手やスタッフの健闘をたたえました。
- 石島聰一(いしじま・そういち)相談役のコメント
- 優勝決定戦では敗れたが、われわれは世界に通じるバレーを目指し、それを大事にしてきた。来月末には全日本男女選手権が始まる。強いチームとなって来年はVリーグ優勝を祝いたい。
- 佐々木みき主将のコメント
- V2は果たせなかったが、高い目標を持ち続け、まずは黒鷲旗(全日本男女選手権)で優勝したい
- アリー・セリンジャー監督のコメント
- 選手達はねぎらいを受けるだけの成績を残した。
また、4月2日(土)午後2時から、山形放送(YBC)でパイオニアに関した特別番組「コートに翔ぶ美しき翼〜レッドウィングス 熱戦の軌跡〜」が放送されます。今回の決勝戦を中心として、今季のパイオニアの活躍や栗原恵(くりはら・めぐみ)選手の加入による来季への展望などが紹介されます。3月24日におこなわれた日本バレーボール協会の発表では、佐々木みき選手と栗原恵(くりはら・めぐみ)選手が2005年度の日本代表登録選手に選ばれています。黒鷲旗(全日本男女選手権)はもちろんですが、全日本でのパイオニア選手の活躍も期待したいと思います。
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- ■天童のニュース:パイオニアレッドウィングス
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山形地方気象台がおこなった今年2回目のソメイヨシノの開花予想によると、今年は4月17日(日)ごろに咲き始めそうだということです。今年の人間将棋はその1週間後の4月23日(土)と24日(日)におこなわれますので、天気さえ良ければ、桜が満開の下での対局になりそうです。
今年の第1回目の開花予想は、1週間前の3月16日におこなわれました。その際には3月末から4月始めにかけての気温が平年よりも高くなると見込まれていましたが、その後、平年並みで推移しそうだという判断に変わったため、開花予想を若干遅めに修正したようです。今年最後の開花予想は1週間後の3月30日(水)に発表されます。
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- ■さくらの開花予想(仙台管区気象台)
- http://www.sendai-jma.go.jp/
3月18日、文部科学省の文化審議会は文部科学大臣に対して文化財指定の答申しましたが、そのなかに、天童市下荻野戸(しもおぎのと)の「正法寺川砂防施設」(しょうぼうじがわ・さぼうしせつ)が登録有形文化財(建造物)として含まれました。正法寺川砂防施設は、石堰堤(えんてい)18ヶ所と鉄線蛇籠(じゃかご)と呼ばれる水制工1ヶ所の合わせて19件を1まとめとして答申されています。
正法寺川砂防施設は、1913年(大正2年)に起きた大洪水を契機にして、1922年(大正11年)から3年をかけて山形県が整備しました。重要文化財に指定されるためには以下の要件を満たす必要がありますが、建築技術の高さや後世に残すべき価値、風景の調和といった条件に合致したことが理由となっているようです。
文化審議会は2001年(平成13年)1月6日付けで文部科学省に設置された組織で、国語分科会、著作権分科会、文化財分科会、文化功労者選考分科会の4つの分科会があります。中山成彬(なかやま・なりあき)文部科学大臣は、3月中に答申どおり指定・登録する予定です。このまま何事もなければ、4月からは天童市の新しい観光スポットが1つ増えることになります。
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- ■天童のニュース:観光施設・文化財
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- ■文部科学省 文化審議会
- http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/