佐藤康光(さとう・やすみつ)棋聖と本田小百合(ほんだ・さゆり)女流二段が、パルテで指導対局をおこないました。今回の指導対局は「山形県の将棋を育てる会」が主催したもので、「第26回全国中学生選抜将棋選手権大会」や「第4回大山名人記念全国小学生『倉敷王将戦』」、「文部科学大臣杯第1回小・中学生将棋団体戦」に出場予定の小中高生たちと天童少年少女将棋教室の会員、合わせて25名が参加しました。参加者はそれぞれの技量に応じて駒落ちをし、佐藤棋聖は8面指し、本田女流二段は6面指しで対局に臨みました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:将棋
- http://www.ikechang.com/news/news130.htm
- ■将棋全国大会3大会への県予選会が開催 (2005.06.12)
- http://www.ikechang.com/news/2005/ne0506j2.html#050612
山形県総合運動公園陸上競技場でおこなわれたモンテディオ山形対ザスパ草津の試合で、「天童市応援デー」が開催されました。試合開始の3時間前、午後4時から始まったイベントでは、天童市の物産展や天童温泉の足湯、将棋駒制作体験コーナー、くちびる美人コンテストなどがおこなわれました。
天童温泉の足湯は大人気! |
スポーツクラブ天童が健康コーナーを開設 |
天童温泉の足湯には、群馬県高崎市でスポーツ・健康関係の事業を営む「ハートサム」の移動式足湯が使われました。趣旨に賛同して無料で貸し出してくれたそうで、ザスパ草津のホームゲームでも「お返し」の足湯がおこなわれるかもしれません。足湯の大きさは縦1.5メートル、横2メートル、高さ60センチで、天童温泉の源泉およそ400リットルが入れられました。
くちびる美人コンテストも開催 |
将棋駒(書き駒)の製作体験もありました |
あまり暑くならず、かき氷は苦戦してました |
限定商品「モンテ氷」が登場! |
天童の物産ブースでは、かき氷も販売されました。1個200円という格安で提供されましたが、気温が思ったよりも上がらず「かき氷を食べるにはちょっと涼しいかな...」という感じで、かなり苦戦していたようです。しかし、そんな中での一番人気は「モンテ氷」! 白色・黄色・青色そして赤色(サクランボ)と、見事にモンテディオ・カラーを再現しました。 |
入場者には抽選会がおこなわれ、試合終了後に紅花がプレゼントされました。また、くちびる美人コンテストの優勝者にはサクランボがプレゼントされました。
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:観光キャンペーン
- http://www.ikechang.com/news/news930.htm
- ■くちびる美人コンテスト
- http://www.ikechang.com/event/lip.htm
全農山形本部山形経済センターで、サクランボ紅秀峰(べにしゅうほう)の試食検討会が山形県村山総合支庁の主催で開催されました。紅秀峰は寒河江市(さがえし)にある山形県農業生産技術試験場(旧・山形県立園芸試験場)で交配され、1991年(平成3年)に品種登録されました。佐藤錦(さとうにしき)よりも大粒で糖度が高く、果肉が比較的硬いために日持ちします。最近では、佐藤錦よりも高値で取り引きされているそうです。試食検討会には温泉旅館の女将や一般消費者代表、生産者、流通関係者などおよそ50名が参加しました。
<紅秀峰に対する参加者の感想・指摘>
- 佐藤錦が酸っぱく感じるほどの甘さ
- 口の中のボリューム感、存在感が大きく、食べ応えがある
- 果肉が硬いため、輸送に時間がかかる西日本など遠方への贈答用に最適
- この品質なら、7月の夏のギフト商品として安心して取り扱える
- 7月まで「山形のサクランボ」を打ち出すことができれば、観光面への効果は非常に大きい
- まだ生産量が少ない上に贈答用に多くが向けられるため、市場に出回る量が限られ、一般消費者へのアピールが進まない
2003年度における山形県内での紅秀峰の栽培面積は167ヘクタールで、佐藤錦の2050ヘクタールの10分の1にもなりません。参加者からの指摘にもありましたが、現在は絶対的な生産量が少ないため、今後はまず生産量の拡大が不可欠というまとめになりました。
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- ■天童のニュース:サクランボ
- http://www.ikechang.com/news/cherry.html
第17回山形県広域商談会が天童温泉の天童ホテルで開催されました。この商談会は山形県企業振興公社の主催でおこなわれたもので、山形県内の企業の受注拡大を目指すものとして毎年おこなわれています。今年は昨年よりも9社多い合計75社が参加し、このうち20社が初参加でした。受注企業は、山形県内を中心に秋田県や福島県からも参加し、昨年よりも43社多い合計267社が参加しました。
山形県企業振興公社のコメント
- 特定の下請け企業だけに発注する系列関係が崩れたことから、新しい協力企業を探す有力発注企業が目立つ。
- 山形県は多品種少量生産も、設計から完成までの一貫生産も得意なので、他県よりも高い注目を集めている。
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- ■天童のニュース:まちの様子(商工業)
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青年海外協力隊の隊員に任命された、天童市田鶴町四丁目在住の伊藤まりさん(37歳)が、天童市役所を表敬訪問しました。伊藤さんは山形市立山形第七中学校の美術の先生で、「現職参加制度」を使って青年海外協力隊の隊員としてウズベキスタンに2年間赴任する事になりました。現地では、7歳から17歳のおよそ160人が入所する養護施設でクラブ活動を指導したり、施設職員の運営指導などをおこなう計画です。伊藤さんは4月中旬から78日間にわたる語学研修を終え、7月14日(木)に出発する予定です。
- 伊藤まりさんのコメント
- 現地で体験した事を日本の子どもたちに伝え、広い世界や募金だけじゃないボランティアを知ってもらえたら嬉しい。そのためにも、まず自分を耕すような経験をしてきたい。
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- ■天童のニュース:ボランティア / 各種団体
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天童市の観光拠点として整備が進められてきた「わくわくランド」が、大きく方向転換する事になりました。日本経済新聞によると、山形県内を中心に書籍店を展開している八文字屋が、「わくわくランド」の「ゆとりプラザ」全スペースを借り切って来年オープンすることになりました。計画では、以前ビアレストランと回転寿司が入っていた空きスペース1100平方メートルと、既存テナントのスペース1500平方メートルを合わせた2600平方メートルすべてを使って、書籍やCD、DVDの販売などをおこないます。2000平方メートルを超える大規模書籍店は、東北地方では初めてだそうです。
「ゆとりプラザ」は、不動産業のヤマコーが2000年(平成12年)にレストラン兼お土産屋としてオープンしました。しかし、その後は相次いで入居テナントが撤退し、市に対して部分的な買取を求めてきたりしていました。現在「ゆとりプラザ」にはJAてんどうなどのテナントが入っていますが、改装工事のためにまもなく退去することになるようです。
今回のヤマコーの決定は営利企業として至極当然の事ですが、「わくわくランド」に「道の駅」が誕生してからまだ1年間経っていない状況での決定に、疑問の声も聞こえてきます。2004年11月3日に道の駅「天童温泉」が誕生してから、毎週土・日になると駐車場に車が入りきらないほどの人たちが訪れています。「不確定要素の強い観光客を相手にするよりも、恒常的な収益を期待できる一般商業施設に土地を貸したほうが得策だ」という考えなのかもしれません。「わくわくランド」を天童市の新たな観光拠点として整備する事を公約としてきた遠藤登(えんどう・のぼる)天童市政にとっては非常に厳しい状況となりました。
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- ■天童のニュース:鍬ノ町(くわのまち)開発
- http://www.ikechang.com/news/news5.htm